『ステップワゴンではじめる車中泊奮闘記!』四国を目指しレッツゴー! 第二話 旅立ち編

  • 筆者: 小松 男
  • カメラマン:小松 男
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キャンピングカーを欲し、色々と悩み探した末に手に入れたステップワゴン フィールドデッキ。アウトドアレジャーが苦手である私は、いきなりロングツアーに出る前にテスト車中泊を行ったというところまでが前回の話。第2回目は「旅立ち編」だ。

目次[開く][閉じる]
  1. それは夏休み序盤のことだった
  2. サービスエリアで車中泊を試みる!
  3. トラックのアイドリング音にノックアウト!

それは夏休み序盤のことだった

ステップワゴン フィールドデッキを手に入れ、実際に車中泊テストを行ったことで、車用の網戸や虫よけ器が必要だと分かり購入、快適に寝るためのマットなども揃えて、いよいよ旅に出る準備が整った。

この話は昨年夏のことで、小学生の息子も夏休みに入ったタイミングだったこと、私自身も仕事で四国、九州へ行く仕事があったため、家族を連れて車中泊ツアーとする算段を取り始めたのだった。

が、しかし、これまでもマイカー自走で韓国へ渡り北朝鮮との国境まで往復をしたことのほか、半日走行のドライブに何度も連れ出されてきた家族は、ロングツアーになることと連日の車中泊を拒絶。無理に連れ出しても仕方ないので私は一人で旅に出ることにした。

サービスエリアで車中泊を試みる!

出発当日、午前中に都内で仕事を済ませてから昼過ぎに自宅へ戻った。スケジュール的には急いで出発せず、翌日の日中に移動しても良かったのだが、すでに私の頭の中は旅モード。

今日のうちに行けるところまで行ってしまおうと考えて、家族に別れを告げてステップワゴンで走り出した。時刻は14時30分、目指すは四国だ。

本州を後にし淡路島に渡る

RF1という型式の初代ステップワゴンは、以前出版社勤めだった際に社用車として使っており、その頃も日本全国巡っていたのだが、長時間高速道路を走るようなシチュエーションが非常に楽だ。

同行者がいないこともあり自分のペースで走っていけるのは一人旅の最大の利点。

6時間少々をほぼノンストップで走り続け、神戸側から淡路海峡大橋を渡った先にある「淡路ハイウェイオアシス」に入る。燃料を給油しながら、今日はここで車中泊をしてみようと決めた。

トラックのアイドリング音にノックアウト!

しめ鯖ずし、かまぼこ、ノンアルコールビールを売店で購入し車内で晩御飯。翌日は仕事を入れずに終日フリーとしていたので、淡路ハイウェイオアシスで一眠りし、朝早く徳島に入り、下道を使ってゆっくり移動しようと考えていた。

ポップアップルーフを持ち上げて就寝体勢に入る。疲れが溜まっていたこともあり、すぐに寝付いた。

が、数時間も経たずに目が覚めた。周囲のトラックのアイドリング音がどうしても気になったのだ。彼らはエンジンを掛けたままクーラーを使い車内キャビンで寝る。こちらが窓を閉め切ってしまえば我慢できるのであろうものの、そうなるととても暑くて寝ることなどできない。

移動することが最善と考えて、ポップアップルーフを下ろしてすぐに再出発した。

漁港にて朝を迎える

深夜1時に淡路ハイウェイオアシスを出た。

車中泊ビギナーである私は、どういった場所を利用すれば良いのか分からないが、グーグルマップで人の目につかなそうな海沿いのパーキングを探し出し、そこを目指した。走行中、雨が降り出したことを今でも覚えている。

深夜に四国へ向かう車両はほぼ無く、時折どこかへ吸い込まれるような感覚に見舞われながら鳴門海峡を渡り徳島県へ上陸した。下道へおりナビの指示を頼りに車を走らせる。最終的には街灯も無い真っ暗な道を進んでゆくと、海沿いの無料駐車スペースへとたどり着いた。

深夜3時、ポップアップルーフを持ち上げて2度目の就寝。海からの心地よい風が車内を通り抜ける。波の音を聴きながら、すぐに眠りにつくことができた。車中泊1泊目。ここから、ようやく本格的な車中泊旅の始まりだ。

(今回、車中泊した淡路ハイウェイオアシス、かわが市松原にある海沿いのパーキングもともに、車中泊を禁止している駐車場ではなかったので、車中泊を行っている。駐車場によっては車中泊を禁止しているところもあるので、事前に調べることをオススメする)

【筆者:小松 男 撮影:小松 男】

ホンダ/ステップワゴン
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新車価格:
305.4万円391.3万円
中古価格:
22万円551.9万円

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小松 男
筆者小松 男

中古車屋を廃業した後、出版社へ勤務。乗り物系を中心に数誌の雑誌編集長を務めた後、フリーランスへ転身。国内外ブランド、大小、モデルタイプを問わず、乗り物ならば何でも乗りたがる性分の元祖雑食系。好きなものは、車、バイク、自転車、飛行機、船、列車、美味しいもの、お酒、ジョギング、水泳、DIY、買い物など。反面嫌いなものはないというデラックスポジティブ派。出不精かつ出たがりという二面性を持つ昭和52年式。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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