ジープ最新モデル 徹底比較(1/4)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:原田淳
母国アメリカはもとより、日本でも非常に人気の高いジープブランド。今回はジープの最新ラインアップを代表する3モデルを取り上げる。
10年ぶりにフルモデルチェンジし、通称「TJ」から「JK」となったラングラーは、これまで日本に導入されていなかった4ドア版「アンリミテッド」が追加されたのがトピックだ。
2ドア版は従来の「スポーツ」「サハラ」に、本格的ハードコアモデルの「ルビコン」が追加され、4ドア版には「アンリミテッド スポーツ」「アンリミテッド サハラ」の2タイプがラインアップ、全5バリエーションが用意される。今回は注目のアンリミテッドの上級版サハラを持ち込んだ。
グランドチェロキーは、2005年7月に登場。従来のチェロキーの上級モデルとして登場した高級SUVで、コマンダーの登場までジープブランドの最上級機種として君臨した。当初4.7Lと5.7L HEMIの2種類のV8エンジンが用意され、「クォドラドライブⅡ」と呼ばれる高性能4WDシステムが与えられた。
そして、2006年9月より「SRT8」が日本導入された。ジープ車として初の「SRT」設定モデルであり、426psを誇る6.1LのHEMIエンジンを搭載する。
コマンダーは、2006年5月に日本に導入された。ジープの伝統を色濃く打ち出したデザインに、ブランド初の7人乗り3列シートを持つフラッグシップモデルである。2007年1月より、2007年モデルが導入されている。
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