アテンザ・3シリーズ・レガシィ B4 を徹底比較 -クリーンディーゼル/ガソリンターボでエコも楽しさも満喫!-(1/4)

アテンザ・3シリーズ・レガシィ B4 を徹底比較 -クリーンディーゼル/ガソリンターボでエコも楽しさも満喫!-
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エコと運転の楽しさを両立させたスポーティセダンの世界

今はクルマから家電製品まで「エコ」がキーワード。運転の楽しさを重視するスポーティカーは売れにくい時代となった。

特に現在の日本ではエコカー減税が施行され、燃費性能に優れたクルマが偉いとされる。減税は「オトク」な制度だから、ユーザーの関心も「安さ」に向かう。今や新車販売の40%超が軽自動車で、コンパクトカーも約20%、軽&コンパクトカーが60%を占める。

メーカーやディーラーは「利幅の大きなスポーティカーがサッパリ売れない」と頭を抱えるが、諦めるのはまだ早い。突破口は残されている。それがクリーンディーゼルと小排気量化されたガソリンターボだ。

以前のディーゼル車では、排気ガスに窒素酸化物や粒子状物質が多く含まれ、人間を含めた動植物に悪影響を与えていた。規制の対象になって(乗用車の)ディーゼル車は一度絶滅したものの、ここへきて再び国内におけるディーゼルエンジン搭載車のラインナップが増え始めた。

ディーゼルエンジンは熱効率が高い。その優れた熱効率によって二酸化炭素の排出量を抑えられることが欧州で注目され始めた。窒素酸化物や粒子状物質の排出量を抑えたクリーンディーゼルターボが欧州向けに開発され、日本国内においても販売が開始された。

同時に、ガソリンエンジンも進化。3.5~4リッターエンジン並の動力性能を発揮できる2リッターモデルが登場し始めている。

そこで、日本車のクリーンディーゼルターボ代表として「アテンザセダン(XD・Lパッケージ)」を、欧州車の代表として「BMW 320d ブルーパフォーマンス Mスポーツ」。そして、小排気量の高性能なガソリンターボとして「レガシィ B4(2.0GT DIT)」を取り上げたい。エコと運転の楽しさを両立させたスポーティセダンの世界を探ってみよう。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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