最新パワートレインに生まれ変わった新型「ボルボ S60 ポールスター」[「Drive-E」2.0ターボ・367ps] 試乗レポート(4/5)

  • 筆者: 山本 シンヤ
  • カメラマン:茂呂幸正/ボルボ・カー・ジャパン
最新パワートレインに生まれ変わった新型「ボルボ S60 ポールスター」[「Drive-E」2.0ターボ・367ps] 試乗レポート
ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ 画像ギャラリーはこちら

フットワークは従来モデルと基本的には変わらないというが・・・

ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ

フットワーク系は開発陣は「従来モデルから最適化を行なったのみ」と言うが、乗った印象はかなり違う。

アンダーステアは最小限で、タイヤは路面から離れる気配がしないくらいビターっと安定した走りはそのままに、従来モデルよりもフロントアクスルを中心に軽量化(-24kg)されたことで、操舵に対するクルマの動きが機敏になっている。車両重量はS60が1730kg、V60は1790kgと重量級だが、まるで1クラス下の「V40」に乗っているかのようにクルマが小さく感じた。

ただ、誤解してほしくないのは、軽快感が高まったのではなく、従来の重厚感あるシットリした感覚はそのままで・・・と何とも不思議なフィーリングである。

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20インチの大径・偏平タイヤを履くが、驚くほどしなやかで快適

ボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤボルボ 新型 S60 POLESTAR(「Drive-E」2.0ターボ・367ps) 試乗レポート/山本シンヤ

スプリングレートはノーマル比80%アップで、タイヤは大径20インチを履くことから、大きめの段差ではドーンと来るものの、速度を上げるにつれてしなやかさが増す特性は従来モデルと変わらないが、エンジン変更に合わせてバネレートを若干落とした効果も相まって、フラット感が増す速度域が従来モデルよりも低くなっており、結果的に実用域の快適性は高められている。

今回はワインディングのみの試乗だったが、恐らく一般道や高速では「GT」としての魅力もアップしているだろう。

ブレーキは絶対的な制動力や耐フェード性は言う事なし。コントロール性に関してはブレーキタッチが従来よりも柔らかな印象で、より細かなコントロールが可能だった。

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山本 シンヤ
筆者山本 シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車雑誌の世界に転職。2013年に独立し。「造り手」と「使い手」の両方の気持ちを“解りやすく上手”に伝えることをモットーに「自動車研究家」を名乗って活動をしている。西部警察は子供時代にリアルでTV放送を見て以来大ファンに。現在も暇があれば再放送を入念にチェックしており、当時の番組事情の分析も行なう。プラモデルやミニカー、資料の収集はもちろん、すでにコンプリートBOXも入手済み。現在は木暮課長が着るような派手な裏地のスーツとベストの購入を検討中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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