フォルクスワーゲン パサート オールトラック 試乗レポート/飯田裕子(1/3)

  • 筆者: 飯田 裕子
  • カメラマン:オートックワン編集部 撮影協力:富津ブルストルヒル ゴルフ&レジデンス
フォルクスワーゲン パサート オールトラック 試乗レポート/飯田裕子
フォルクスワーゲン パサート オールトラック 試乗レポート/飯田裕子  TOPページ画像 Volkswagen Passat Alltrack(フォルクスワーゲン パサート オールトラック) フォルクスワーゲン パサート オールトラック 外観(前) フォルクスワーゲン パサート オールトラック 外観(後) フォルクスワーゲン パサート オールトラック フロント外観 フォルクスワーゲン パサート オールトラック エクステリア・フロント フォルクスワーゲン パサート オールトラック サイドビュー フォルクスワーゲン パサート オールトラック エクステリア・リア フォルクスワーゲン パサート オールトラック リア外観 フォルクスワーゲン パサート オールトラック リアビュー フォルクスワーゲン パサート オールトラックに乗って、どこ行こう! 画像ギャラリーはこちら

現行パサートファミリーで初の「4MOTION」(4WD)システム搭載

フォルクスワーゲン パサート オールトラック エクステリア・リアフォルクスワーゲン パサート オールトラック 外観(前)

フォルクスワーゲン(VW) パサートシリーズに追加された新型モデル『パサートオールトラック』。昨年2011年の東京モーターショーで発表されてから半年で、いよいよ日本導入が開始された。

ワゴンよりも車高は高いが、SUVほどガッチリと背高モデルではない、「クロスオーバー」車とでも言うべきこのジャンル。例えばスバルの「レガシィ アウトバック」やアウディの「オールロードクワトロ」のようなモデルがあり、根強い支持を集めている。

フォルクスワーゲン パサートオールトラックには、現行パサート・ファミリーにはラインナップがなかった「4MOTION」(VWの4WDシステム)を新たに標準装備。さらにVWのSUVに採用されている「オフロードスイッチ」(走行モード)をSUVモデル以外で初めて搭載。結果、パサートオールトラックはベースの「パサートヴァリアント」に比べ一般道からラフロードまで走行領域を広げ、アウトドア派に嬉しい性能を持つモデルに進化した。単なる見た目の違いだけじゃなく、中身も本格派のオフローダーなのだ。

日本では輸入車選びの際、セダンとは異なる付加価値を求めるユーザーはワゴンスタイルを求める傾向にある。パサートのラインナップへ新たに加わるオールトラックは、人とは少し違ったスポーティなアウトドアスタイルを都会でも日々楽しみたい、という方に、新たな選択肢を広げる存在となるはずだ。

日常でも役立つ、30mmアップの車高

フォルクスワーゲン パサート オールトラック フロント周りフォルクスワーゲン パサート オールトラック 225/45R18タイヤ(モビリティタイヤ)+8JX18アルミホイール

フォルクスワーゲン パサートオールトラックのボディサイズは、全長4785㎜×全幅1820㎜×全高1560㎜。パサートヴァリアントに対し30㎜全高が高いが、これは地上高が130㎜→160㎜と上がっているためだ。

3センチの車高アップにより、フロントのアプローチアングル(フロントバンパーと傾斜の接触角度)は13.5°→16.0°、同じくリアのデパーチャーアングルは11.9°→13.6°に変わっている。

何も悪路だけで生かされる性能ではない。都内でしばしば見かける戸建の家の半地下の車庫や、マンションの地下駐車場へのアプローチには、勾配のキツイ場所も意外とある。そんな駐車条件でも、3センチアップした全高のおかげで出し入れがラクになるのだから見逃せないのだ。ただし、機械式立体駐車場(古いタイプだと車高1550mm以下の制限があり、車幅も同様に1800mm以下指定の箇所もあったりする)に対しては注意が必要だ。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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