トヨタ エスティマ オーナーズ レビュー(2/4)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村栄二
エスティマオーナー2 エスティマ以外ならクルマはいりません
ストレートにエスティマのかたちが好きと言うのは、きれいに磨かれたブラックのエスティマ2.4 AERASに乗る石橋里美さん。中でもフロントの「つり目」と「たまご型」のフォルムが大のお気に入りポイント。「見ているだけで十分なんです」と言う割には年間2万2,000キロも走ってしまう石橋さん。聞けばエスティマには毎日乗っているそうだ。
自分なりのカスタムも随所に施している。エスティマのつり目をさらに際立たせるアイラインフィルムを装着。さらにリアとステアリングに付くトヨタエンブレムをスワロフスキーで埋めた。「近くでみると結構適当なんですけどね・・・」と笑いながら、自らの手でスワロフスキーのガラスピースを貼ったエピソードを披露してくれた石橋さん。若い女性ならではの感性から生まれたこのカスタム、ブラックのボディによく映えていた。ダッシュボードに並ぶエスティマのミニカーは、実は納車時に限ってディーラーからひとつもらえるもの。どうしても色数を集めたくてネットオークションを使って各色をそろえ上げた。愛車のフォルムが目に入らない運転時にもエスティマのエクステリアを楽しみたいと考えた石橋さんのアイデアだ。
エスティマオーナーになって、人間関係の輪が広がったことも楽しいと語る石橋さん。オーナーズクラブ・NEFに入会し、知り合った方からカスタムの方法を教えてもらったり、ときにはパーツを譲ってもらうこともあるという。クラブのミーティング時に多くのエスティマが並ぶのを見るのも、エスティマオーナーとして至福の時間だ。石橋さんにはお姉さんが4人。そのうち2人がエスティマのオーナーだという“エスティマ姉妹”だ。カスタムなどの情報を姉妹で共有して楽しんでいる。
2歳になる長男の海翔(みくと)くんと楽しむドライブも、カスタムと同様に心躍る時間。彼専用にサイドウインドウにはライトと連動発光するLEDを組み込んだエスティマのミニカーをあつらえた。これまで自作だというのだから恐れ入る。 母として、女性として、それぞれの視点でエスティマのある暮らしを満喫中の石橋さん。エスティマに乗っていて一番うれしかった時は? という質問に対して、「納車のとき」と即答した彼女の笑顔は、この日一番輝いていた。
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