ミニバン人気再燃で新型車続々投入!5年ぶりの新生児増で潜在需要は年200万台分(2/2)
- 筆者: 国沢 光宏
孫が生まれると祖父母の家庭もミニバンを考える
それだけではない。孫が生まれれば、祖父母の家庭もミニバンを考える。
典型的な例が私です。
今までミニバンを買おうという気持ちは皆無だったものの、ムスメ夫婦に2人目の孫が出来ると「みんなで乗れるクルマを買おうか」という気分になる。かくして今年、ステップワゴンを買ってしまいました。
もちろん新生児数が減少していた時期だって相応のニーズはあった。けれど30代を中心とする「クルマ離れ世代(正確に言えばクルマ嫌いですね)」は、子供が出来ても必要最小限で済ます傾向。軽自動車だって2人乗せられますから。
一方、クルマ嫌いじゃない20代になると、明確に「子供が生まれた機会に大きなクルマを」という流れになるようだ。
潜在需要は毎年200万台分
実際、ディーラーに聞いてみると、やはり「お子様が生まれるということで来店される若いカップルが多いです」。
前述の通り新生児の数は100万人を超える。新生児の人数だけ需要あるし、私のような状況もあるだろうから、潜在需要は毎年200万台分あるということになります。
こんな確実なマーケットなどありません。
[Text:国沢光宏]
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