ヴォクシー・ノアを買うアナタ、必見です/トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G’s」[プロトタイプ/2016年4月末発売予定] 試乗レポート(4/5)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:茂呂幸正・トヨタ自動車
ヴォクシー・ノアを買うアナタ、必見です/トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G’s」[プロトタイプ/2016年4月末発売予定] 試乗レポート
トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏 画像ギャラリーはこちら

5メートル走らせただけで「おわ!」と声がデタ!

トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏

そのステアリングを握り、アクセルに足を置けば、いやほんと冗談抜きで走り始め5メートルで「おわ!」となる。

いや、実は期待していた。ある程度理解もしていた。

今回二代目に進化するノア/ヴォクシーG’sではあるけれど、それだけじゃなく、実は“G’s”自体の完成度が、これまでのどのクルマも本気で素晴らしかったからだ。

あんまりどれもこれも完成度が高いので、自分の中ではもう、「G’s=テッパン」くらいに思ってた。フットボールアワー後藤さんの華麗なツッコミのごとき安定感なんである。もう、乗る前から絶対イイに決まってる、って。

一般モデルでは、購買層の求める販売価格や製造フローから、ココに手を入れれば必ず良くなるとわかっているのに、それが出来ないということがままある。そこに徹底的に手を入れるんだからして。

まるで路面に吸い付くよう

トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏

果たして、今回のノア/ヴォクシーG’sも、やっぱりその期待を裏切らなかったということになる。

なんというか、路面に吸い付くようなのだ。

高められた剛性がとにかく雄弁にモノを言う。

追加されたボディ(トヨタ風に言うとボデー)補強パーツは8ヶ所。特に大きな車体からねじれの気になるミニバンだからこそ、屈強な剛性アップパーツが仕込まれた。

燃料タンクが果たす意外な役割

トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏トヨタ 新型(2代目)「ヴォクシー/ノア G's」[プロトタイプ/2016年春発売予定] 試乗レポート/今井優杏

面白いのはその補強パーツのひとつとして燃料タンクが使用されているという部分。実は裏側からこの補強箇所を見てみると、右フロア部にしかセンターブレースがレイアウトされていないのだが、もともと左側にレイアウトされている燃料タンクがその役割を果たしているというわけだ。

テスト中、左右バランスのばらつきを感じたエンジニアが、もしやと思い燃料タンクの締め付けを外してみたところ、その現象に気付いたのだという。ひとつのグレードとはいえ、綿密にテストを重ねていることがうかがえるエピソードだとも言える。

おかげでサーキットで急峻なコーナーに入ったときのロール挙動の収束がもう、一瞬。もちろん左右バランスも申し分ない。

コーナー後半から次のコーナーに向けても、すぐに斬り込んで行けるし、ドライバーのはやるワクワク感を煽るかのようにアクセルを開けて行ける。

さらに、剛性部品とともに空力も手を加えられていて、こちらも空力パーツが追加されていると同時に、構造を工夫してダウンフォースを稼いでいる細工もあるのだとか(企業秘密だそうで!)。

結果、後輪までビッタリくっついてきてくれるような、オンザレール感覚はきっと普段のドライブでも素直に気持ちいいと感じられるはずだ。

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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