トヨタ 新型 アクア「G’s」試乗レポート/今井優杏(1/3)

トヨタ 新型 アクア「G’s」試乗レポート/今井優杏
トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] 画像ギャラリーはこちら

トヨタのスポーツコンバージョンシリーズ『G’s』に、アクアが待望の仲間入り

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV]

リッター37キロメートルという驚異的な燃費をサラリと達成し、一躍『世界最高燃費』の座に踊り出たマイナーチェンジ後のトヨタ アクア。

◎参考:

トヨタ 新型 アクア[2013年12月マイナーチェンジモデル] 試乗レポート/今井優杏[2013年12月20日]

それだけでも充分注目度は高いのだが、さらにパフォーマンスの面でもファンを喜ばせてくれるようだ。

トヨタのスポーツコンバージョンシリーズ『G’s』に、アクアが待望の仲間入りを果たしたのである。

ここであらためて『G’s』についてお勉強

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック]

これで『G’s』ファミリーはアクアを含めて8車種に展開を拡げたことになったので、もうすでにその存在は周知のものであるとは思うのだが、ここで『G’s』とはなんたるか、ということをおさらいしておきたいと思う。

最近でこそニュルブルクリンク24時間レースやラリーに自らステアリングを握って参戦し続けている豊田章男社長の姿や、また86の好調な売り上げなどで『シロモノ家電カー』なんていう揶揄(揶揄だけど真実だった)とはきっぱりと決別した感のあるトヨタだが、その86が発売されるまでの5年間、かのMR-Sを最後にスポーツカーがトヨタのラインナップから消えたというスポーツカー暗黒時代が存在したのは、記憶に新しい。

しかしその『売れるクルマしか作らない』という企業姿勢に疑問を感じた豊田社長(当時は副社長)は一転、自らがクルマをもっと楽しむために『Gazoo Racing』を立ち上げ、トップガンと呼ばれる社内テストドライバーとともに、モータースポーツから学んだクルマの味作りを市販車にどんどんフィードバックし、クルマファンを増やす活動をしていくことを決める。

それこそがG SPORTS(通称G’s)の始まりだったのだ(ちなみに同じようにGazoo Racingには『GRMN』というのも存在するが、こちらはエンジンに過給を施したハイスペックなコンプリートモデルを指し、その多くが限定モデルとなっている)。

ファミリーカーでもスポーティーな走りを実現

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック]

そして『G’s』シリーズは、『走りを忘れられないけれど、家族やパートナーのいる生活ではスポーツカーをチョイス出来ない』というクルマファンのために、マークXやプリウス、そしてノア/ ヴォクシー、アルファード/ ヴェルファイアといったファミリーカーをメインに展開しているのが特徴で、相反する要素ではあるのだが、ファミリーカーでもスポーティーな走りを実現しているのは素晴らしい。

(ちょっと宣伝になっちゃうけど、「マークX ”G’s”」と「アルファード/ ヴェルファイア ”G’s”」に関しましては、私の過去記事をご参照くださいませ☆)

スポーツカーは、誰が乗っても楽しめるクルマであるべき

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック]

さらに『G’s』にはGazoo Racingの活動で得たトヨタ独自のスポーツカー哲学もきっちりと反映されている。

それは『スポーツカーは、誰が乗っても楽しめるクルマであるべき』というもの。

スポーツカーだからといって、あまりにスパルタンすぎて乗る人を選んでしまうようではよろしくない、という考え方なんである。

そんなことから、『G’s』は『スポーツコンバージョン車』という位置づけでありながら、どのモデルもコンフォートでガチガチ感はほとんど感じず、むしろ『最上級グレード』にしちゃってもいいんじゃないでしょうか?と聞きたくなるような上質な仕上がりになっているのだ。

[次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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