トヨタ 新型 アクア「G’s」試乗レポート/今井優杏(2/3)

トヨタ 新型 アクア「G’s」試乗レポート/今井優杏
トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック] 画像ギャラリーはこちら

生産ライン時点からして違う! こだわりまくりの G’sチューニング

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] 試乗レポート/今井優杏 1

さて、新しい「アクア G’s」もまた、その期待を裏切らない素晴らしい出来であった。

もともとアクアはスポーツ性能が見た目以上に高く、コンパクトな車体を生かしてキビキビ走れる基礎体力の高いクルマなのだが、ただでさえマイナーチェンジによってそのキビキビ感にさらに磨きがかかっている。

さらにそこに『G’s』のチューニングがなされているので、気持ちよくないわけがない。

剛性の違いでここまで上質になるのか!

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] 試乗レポート/今井優杏 10

まず際立っているのが剛性の高さ。クルマがブレないということはこれほどまでに上質感に変わるのか!という実感は、チューニングに興味のある諸兄ならご理解いただけると思うが、まさにそれを溶接レベルから行っているのが『G’s』なのだ。

『G’s』は製造ラインの途中から補強を入れることが可能なため、後付け補強パーツだけでなく、溶接の打点を増やすという離れワザを投入しているのだ。

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック]トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:グレーメタリック]

クルマというものは鉄板を貼り合わせて作られている。その鉄板と鉄板を留めるのがスポット溶接なのだが、2枚の紙をホッチキスで留めるのを想像して欲しい。間隔を空けてホッチキスするよりも、たくさんホッチキスしたほうがしっかり留まるうえに、紙自体の曲げの強さ(剛性)も上がるでしょう。

でも鉄板を溶接するんだから、一旦製品になってしまったクルマに溶接を追加しようと思ったら、一回鉄板だけの丸裸にしてしまわなければいけなくなっちゃう。その手間もお金も大変だから、効果は立証されていても、そう簡単には手を出せないってわけなのだ。

「アクア G’s」もブレースの追加はもちろんのこと、一番弱いところ=大きな開口部であるドア付近にスポット溶接が加えられ、ドアを閉める音からして剛性を感じさせる出来になっている。

ステアリングを切ったら切った分だけ素直に曲がる

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] 試乗レポート/今井優杏 3

コーナーでもボディのねじれにサスペンションの減衰を持って行かれなくて済むので、ハンドルを切ったら切っただけちゃんとラインをなぞる。おかげで少し余分にアクセルを踏み足したくなって、ちょっと早めの速度でコーナーに入りたくなってしまうのは仕方の無いことかもしれない。ちなみにちゃんとブレースが効いているため、ブレーキのときの挙動も落ち着いていて踏み心地抜群である。

助手席からも「このアシいいね!」の声

トヨタ 新型 アクア G’s「アクア G ”G’s”」[ボディカラー:スーパーレッドV] 試乗レポート/今井優杏 2

肝心のサスペンションもG’s専用チューニングを施したもので、ほかの『G’s』と同じくカチカチというよりは『締まっている』というイメージ。

個人的にはこれまでの『G’s』の中でも最高に好みだった。適度にしなやかなのにちゃんとコシがあって、なんとも絶妙。

ちなみに助手席に乗っていたT編集部員も『この足、いいね!』とにこやかだったので、同乗者の快適性もかなり高いと思われる。なによりもキビしいであろう奥方チェックもクリアできるんではないだろうか。

見た目的にも25mmローダウンされ、迫力を増している。

[次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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