スバル レガシィ B4 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:小平 寛
開発陣の予想を超えるB4の人気ぶりとは
5代目レガシィがツーリングワゴン、アウトバック、B4の三つ巴で登場した。
セダンのB4については、先代は2L、2.5L、3Lの自然吸気、2Lターボとなる4種類のエンジンに、4ATと5AT、5MTと6MTの組み合わせで10通りの仕様から選択できたが、今回は2.5Lの自然吸気×CVT、2.5Lターボが5AT、もしくは6MTとの組み合わせとなり、全部で7通りに簡素化された。
発売直後の受注台数をみてみると、全体の50%を占めているのがツーリングワゴン。
そして、25%ずつの販売台数を見込んでいたアウトバックとB4については、セダンのB4が40%もの比率を獲得しており、開発陣の予想を超える人気ぶりをみせているという。
ミニバンやSUVに押されていた日本市場では、セダンは輸入車がもつブランド力やプリウスのような個性を持ち合わせない限り、人気は低迷していた。
つまり、レガシィは今回のフルモデルチェンジにおいて、セダンを魅力的なものに感じさせる画期的な改革が行われたことに他ならない。
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