“スバリスト視点”で見る新型「WRX S4・STI」徹底解説(4/4)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:和田清志/富士重工業株式会社
S4とSTIの差別化がより明確に
今回B型へと移行したWRXシリーズですが、トップスポーツのWRX STIについてはサスペンションや静粛性などの性能面に変更はなし。WRX S4のほうは、これまでのWRX的な硬派さよりも、欧州車的な乗り味へ近づいたといえます。
従って、古典的なWRXらしさを好む人と、そうではない人で受け止め方や評価が異なることになりますが、WRX S4とSTIとの差別化がよりわかりやすくなったのは間違いありません。
「WRXは2ペダルでもガチの硬派なクルマであるべき」という意見もあるでしょうが、大多数のユーザーからは歓迎される変更だといえます。WRX S4は、従来のWRXの価値観にとらわれない新世代のスポーツセダンとしての熟成を深めたのです。
WRX S4 2.0GT Eye Sight(CVT):334.8万円
WRX S4 2.0GT-S Eye Sight(CVT):356.4万円
WRX STI(6MT):379.08万円
WRX STI Type S(6MT):411.48万円
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