日本版コンシューマレポート－スバル レガシィ ユーザー試乗レビュー－(1/6)
- 筆者： 桃田 健史
アイサイト・ヴァージョン2が人気の「レガシィ」。
「レガシィ」が現行（＝第5世代）にフルモデルチェンジしたのは、2009年5月。
その翌6月、販売台数は3,040台、乗用車ランキングは22位。2009年4月～2010年3月期総数、（旧型を含めて）30,845台／同28位。
こうして数値を並べてみると、大ブレイクした第4世代「レガシィ」と比べ、やや地味な印象が残る。とはいえ、セダン／ワゴンともに急速に収縮している日本市場のなか「十分に健闘している」という評価が正しい。
ミニバンとコンパクトカーが百花繚乱。この時代、ユーザーは「レガシィ」をどう見ているのか？
今回は、通常とは若干異なる手順で「レガシィ」を解析していこう。その訳は、次ページでご説明する。
・車両価格：
B4
（2.5i）2,205,000円／（2.5i Lパッケージ）2,635,500円／（2.5i アイサイト） 2,740,500円
（2.5i Sパッケージ）2,772,000円
（2.5 GT）2,782,500円／（2.5 GT アイサイト）3,223,500円／（2.5 GT Sパッケージ）3,328,500円
ツーリングワゴン
（2.5i）2,362,500円／（2.5i Lパッケージ）2,793,000円／（2.5i アイサイト）2,898,000円
（2.5i Sパッケージ）2,929,500円
（2.5GT）2,940,000円／（2.5GT アイサイト）3,381,000円／（2.5GT Sパッケージ）3,486,000円
アウトバック
（2.5i）2,677,500円／（2.5i Lパッケージ）3,003,000円／（2.5i アイサイト）3,108,000円
（3.6R アイサイト）3,727,500円
・発売日：
2009年5月20日
・ユーザー試乗募集時期：
2010年10月6日～2010年10月27日
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日米を拠点に、欧州、BRICs（新興国）、東南アジアなど世界各地で自動車産業を追う「年間飛行距離が最も長い、日本人自動車ジャーナリスト」。自動車雑誌への各種の連載を持つ他、日経Automotive Technologyで電気自動車など次世代車取材、日本テレビで自動車レース中継番組の解説などを務める。近著「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ？」（ダイヤモンド社）。1962年東京生まれ。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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