ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート(3/6)

ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート
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意外なほど気持ちよく伸びる加速感を体験

試乗

燃料電池車は、電気自動車と同様にトランスミッションを持たない。デファレンシャルに、減速を一つ持つだけだ。したがって、発進から加速中もずっと変速ショックは無い。

モーターのトルク特性が、トランスミッションレスを可能にしている。モーターのトルクは、発進と同時に最大値を発生する。試乗は、首都高と横浜市内の一般道で行った。そこでFCXクラリティの性能曲線を見ると、しばらく高トルクを維持したまま速度を上げ、やがて低下する。よく目にする山なりのグラフを示すエンジンとは、ここが大きく異なる。

発進に低速ギアの助けを借りる必要がなく、トルク値が落ち始めると、今度は出力が最高値を出し、それがホンダFCXクラリティでは60~140km/hの間で維持されるため変速も不要となる。そして際限なく速度があがっていくような伸びやかな加速感を伝える。

FCXクラリティの10・15モード燃費は620kmだが、実用燃費は、今回の試乗では水素満充填で300kmプラスくらいであった。

シフトレバーエンジンスタートスイッチトランクルーム(ブラックボード下に水素タンクを設置)タイヤ&ホイール(215/60 R16)リアコンビネーションランプとエクストラウィンドウ

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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