ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート(2/6)

ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート
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枯渇の心配が無い水素 では安全性は?

充填中の様子

中学の理科で習った原子の周期表の一番に出てくるのが、水素だ。つまり、もっとも小さく軽い元素である。無色・無臭・無害が特徴だ。水素は燃えやすい性質で、燃えても炎はほとんど見えない。取り扱いに注意が必要だが、それはガソリンも同じことだ。ガソリンは永い年月を掛け、安全に使えるようにしてきた。水素も安全に扱えるように工夫すればよい。

水素漏れを起こさないよう燃料電池車を作るのは勿論だが、万一に備え、水素タンク、燃料電池、室内の各所に、水素漏れ検知器を設置し、検知されたら、ただちに経路を遮断する仕組みとなっている。

水素補給に際しては、充填装置側のノズルを車両のタンク口金に差し込み、シールされた密閉状態で全自動充填する。ガソリン給油中に、揮発して空気中に陽炎が立つのに比べ、よほど安全だ。万一漏れが検知されると、自動遮断装置が作動し、漏れた水素は軽いので拡散し、空気中で燃え出す含有量に達することはない。

水素は、水、石油、アルコール、天然ガスなどに含まれ、それらから分解して取り出す。多くの物質に含まれるので、枯渇の心配はない。水素ステーションでは、高圧ガス状にして溜めておくのが一般的だ。

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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