ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート(5/6)

ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート
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FCXクラリティ 今後の展開とは

充填中の様子

ホンダFCXクラリティは、昨08年から日本国内でもリース販売を開始。しかし当面は、官公庁および一部の民間企業向けとなり、リース料は月額84万円(消費税込み)とのことだ。(3年で3,024万円の計算になる)

米国のような個人へのリースは先のこととなる。日本での難しさは、水素供給ステーションの立地条件にもよる。現在、日本全国に12箇所しかなく、内訳は、首都圏に9箇所、大阪圏に2箇所、名古屋圏に1箇所だ。水素供給ステーションの周囲には、空き地があることが条件となっている。唯一、東京・霞ヶ関の官庁街、経済産業省の敷地内にあるが、これは移動式の臨時の設備だ。

とはいえ、千葉・市原の水素供給ステーションは、ガソリンスタンドに併設されており、今後のインフラ拡充のための実験の場にもなっている。

燃料電池車は、ホンダのほか、トヨタ、日産、スズキでも開発を進めており、水素供給ステーションの事業化を考えるエネルギー会社とともに、2015年に一般ユーザーへの普及の第一歩を記すことを目指している。車両価格は、現在では億の単位といわれるのを、数千万から1千万円水準まで下げるのが目標だ。

リアエンブレム充填中の様子試乗JHFC横浜大黒水素ステーション水素燃料充填機

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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