ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート(4/6)

ホンダ FCXクラリティ 試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング サイドビュー フロントビュー リアビュー エンジンルーム インパネ フロントシート リアシート バイオファブリックシート ステアリング 画像ギャラリーはこちら

インテリアにも垣間見るエコロジカルなこだわり

ドアインサイド

外観で注目したいのは、フロントオーバーハングが極端に短いデザインであることだ。「エンジン車では、いくら排気量が小さくても、ここまで前をコンパクトにすることはできない」と、FCXクラリティの開発責任者である藤本幸人LPLは話している。

空力を最優先にした後方のスタイルだが、トランクリッド後端に透明な部分を設けることで、後方視界が確保されている。室内は、バイオファブリックを前後シート、アームレスト、ドアライニング、ドアアームレスト、コンソールトレイなど広範囲に使ったエコロジカルな空間で、表皮としての肌触りは柔らかく、触れたときに温もりがある。

前後シートには、消費電力を抑えた冷暖の温度調節機能があり、外気温10℃前後の試乗日にもエアコンを使わず、3段階の目盛りの1つ目で十分温かく過ごせた。

燃料電池車は、無音ではない。電気制御と発電のための空気ポンプの作動音が耳に届く。ホンダFCXクラリティでは、そこを従来に比べ抑え、車内で会話していると気付かないほどだ。風切り音やロードノイズも聞こえてこず、穏やかで快適な室内環境である。後席もゆったりして高級といえる。

ブレーキランプテールランプインジェクション内部インジェクションスイッチエンジンルーム

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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