日産 エクストレイル 20GT 500km実燃費レビュー【総評編】(1/2)
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- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
ディーゼルの好燃費ばかりに気を取られてしまうが、RVとしての完成度の高さもエクストレイルを選ぶ理由となる。そこで悩ましいのが、ガソリンエンジンを積んだエクストレイルとの比較だ。
エクストレイルには、2輪駆動が2モデル、4輪駆動が4モデル用意されている。4輪駆動の「25Xtt」だけが排気量2.5リッターのエンジンを搭載し、残り5モデルは2リッターだ。
5モデルの違いはトランスミッションと装備で、価格は200万円台前半。25Xttでも、259万3,000円。それに対し、ディーゼルの20GTは飛び抜けて高く299万2,500円もする。最も安い「20S」に較べて93万4,500円も高い。25Xttとの差だって、39万9,000円もある。
専用のエンジン本体や燃料噴射ポンプなどがガソリンよりもコストが嵩むので、ディーゼルの車両価格は高くなる。それは車種を問わず、エクストレイル20GTも例外ではない。問題は、その価格差をどう考えるかである。
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