日産 エクストレイル 20GT 500km実燃費レビュー【100-200km】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
見切りも良く使い勝手に優れる車内空間
エクストレイル 20GTは運転席からの視界に優れ、運転姿勢も適正で、とても運転しやすい。
特に、各ボディパネルとガラス面の曲率が最小限だから、見切りが良い。こうした点は、特にオフロードを走る時に、強い味方となってくれるだろう。
シートも大振りで掛け心地が良く、調整幅が大きいので使いやすい。アイドリングでは、カラカラという小さなエンジン音が聞こえてくる。
メルセデスベンツ E350CDIやアルピナ D3など、ヨーロッパのディーゼルモデルなどのような静けさには及ばない。駒門パーキングエリアから、引き続き、東名高速を下っていく。
「今までディーゼル車に乗ったことがないんですが、何がいいんですか?」
「えええっ!?Yさん、ディーゼルに乗ったことがないの?」
「ええ。だから、ディーゼルのことはあまりよく知らないんです」
Yさんは30歳になったばかりだから、かつて日本車にもディーゼルモデルがたくさんラインナップされていた頃を知らなくても無理もない。
ディーゼルを巡る日本とヨーロッパの違い、それが発生する比我の交通事情の差、ディーゼルのメリットとデメリット、最新の“クリーン”ディーゼルなどについて説明しながら、西へ向かう。
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