トヨタ 新型クラウン 試乗レポート/国沢光宏(1/2)

  • 筆者: 国沢 光宏
  • カメラマン:オートックワン編集部
トヨタ 新型クラウン 試乗レポート/国沢光宏
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みんな、「ピンクのクラウン」に夢中!!

トヨタ

「やり過ぎ!」と言われるフロントデザインや「趣味悪い」と酷評のピンクのカラーリングで話題を集めているトヨタの新型クラウンながら、売れ行きは好調だという。

本日行われた取材会でも、厳しいことを書いている自動車メディアがこぞってピンクのクラウンの写真を撮ってます。何のかんのいいながら、トヨタの戦略にハマっている?

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もはやベンツやBMWと同列の乗り心地

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閑話休題。試乗といきましょう。

まずベーシックな2.5リッターのV6エンジンを搭載する『アスリート』から。

Dレンジを選んで走り出す。先代クラウンから乗り心地が劇的によくなったけれど、そいつを一段と洗練させてきた。普通に走っている限り、ウソ偽り誇張無くベンツやBMWと同列に評価してもいいくらい。

ドライバーは運転中、無意識で道路のデコボコをずっと判別しており「大きな入力があるな」と思ったら身構える。

良いサスペンションであれば予想を下回る挙動で通過出来るし、悪いサスペンションだと想像以上の「ドシン!」を喰らうことになるのだった。

新しいクラウンは終始前者。滑らかだし上質な乗り心地を持つ。高く評価したい。

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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