iPhone日本発売から10年、あのとき発売されたクルマ達【プレイバック】

  • 筆者: オートックワン 編集部

“スマートフォン元年”となった10年前、どんな新型車が発売された?

2018年9月21日、人気スマートフォンiPhone(アイフォーン)の最新機種となる「iPhone XS」「iPhone XS Max」が発売された。これらのニューモデルには、進化したFace IDや、従来より最大15%処理速度が向上したA12 Bionicチップが搭載され、その進化ぶりをユーザーに印象づけた。さらに、別モデルとなる「iPhone XR」の発売も同年10月26日に予定されている。

いまや「国民機」と呼ばれるほど人気となったiPhone。ところで、日本に上陸したのが今から10年前であることを、皆さんは覚えているだろうか。当時、海外で徐々に普及が進んでいたiPhoneが日本で発売されたのは、2008年7月11日。「iPhone 3G」の販売権を獲得したソフトバンクグループ代表の孫 正義氏が、iPhone購入者と並んで笑みを浮かべる様子は、当時多くのメディアで取り上げられた。

この10年でスマートフォンは大きく進化した。では、10年前にはどんなクルマが売られていたのだろうか。

今回の記事は、iPhoneが日本上陸した10年前の2008年7月頃に登場した当時の“新型車”を、オートックワン独自の目線でプレイバックする特別企画。

10年前に思いを馳せつつ、お楽しみいただきたい。

◆【画像】10年前の“ニューモデル”へプレイバック!あの頃の新車の写真を見る

◆【関連記事】トヨタ×ソフトバンクの取り組みはどこを目指す!?|2028年、ヒトとクルマのミライを大胆予想

※今回の企画は、2008年5月~7月にブランニューモデルとして登場したか、フルモデルチェンジが行われた車種をピックアップし、独自にまとめたものです。

当時発売されたクルマ1:トヨタ アルファード(2代目)/ヴェルファイア(初代)

▲写真:トヨタ アルファード(2代目)

2018年現在も人気のトヨタ アルファードは、2002年5月にデビューした後、2008年5月に2代目へフルモデルチェンジした。当時から高級感ある外装と内装が特長の高級ミニバンという立ち位置が確立されており、フロントグリルのメッキパーツがただのミニバンではないことを主張している。

本モデルから、アルファードの兄弟車としてヴェルファイアという兄弟車が加わったこともトピックの1つ。ヴェルファイアはアルファードと比べると、フロントマスクが男らしさを感じさせるアグレッシブなデザインとなっており、ユーザーは好みのスタイルを選ぶことができる。ちなみに、アルファードとヴェルファイアでは、販売される販売店(販売チャネル)にも違いがある。

また、販売期間の途中から、燃費性能の優れるハイブリッドモデルが両車共に用意された。

◆【当時の記事】トヨタ アルファード & ヴェルファイア 試乗レポート

現行モデルとの違いは?

▲写真上段:トヨタ アルファード(2代目) / 下段:トヨタ アルファード(3代目)

現行アルファード(3代目)は、2代目モデルからより押し出し感あるエクステリアへと進化した。全長5メーター弱というサイズ感は概ね変わらないが、デザインはより陰影が強いダイナミックなものになっている。特にメッキのフロントグリルが大きくなり、フロントの迫力はより増したと言えるだろう。

装備面では、助手席が最大1,160mmスライドする「助手席スーパーロングスライドシート」が設定されたことがニュース。もちろん、兄弟車のヴェルファイアや、ハイブリッドモデルの設定も健在だ。

当時発売されたクルマ2:日産 ティアナ(2代目)

日産 ティアナが2代目へフルモデルチェンジしたのは2008年6月。初代から続く“モダンリビング”というコンセプトを継承した、ラグジュアリー感のある大型セダンだ。

“モダンリビング”と謳われる通り、やはり売りとなっているのはインテリア。木目の装飾が効果的に使われており、ゆったりと寛げるように仕立てられている。インテリアの詳細は、ぜひこちらで確認していただきたい。

◆【当時の記事】日産 ティアナ 試乗レポート

現行モデルとの違いは?

▲写真上段:日産 ティアナ(2代目) / 下段:日産 ティアナ(3代目)

現在販売されているティアナ(3代目)は先代から正常進化したモデルといえるが、ボディサイズはやや大柄になった。2代目までは1.8メートルを切っていた全幅が、3代目では1,830mmに達し、日本の道路環境ではやや扱いづらいサイズ感になったといえる。その一方、威圧感を与えないデザインのおかげで、ボディサイズの割には大きく見えない。

インテリアへのコダワリは現行モデルでも引き継がれており、どこかまったりとしたリラックス空間が車内に広がる。

当時発売されたクルマ3:マツダ ビアンテ(初代)

ビアンテは、マツダが2008年7月に発売したニューモデル。全車8人乗り仕様(後に7人乗り仕様も追加)かつ3ナンバーサイズのミニバンでありながら、マツダらしいスポーティなスタイリングと、広い室内空間が両立された、他メーカーのミニバンとは一味ちがうモデルとなっていた。

販売期間の中盤では、クルマの基本性能を引き上げるマツダの独自技術「スカイアクティブ」が搭載されたグレードも登場した。

◆【当時の記事】マツダ ビアンテ 試乗レポート

ビアンテは現在どうなっている?

ビアンテは2018年2月にマツダの公式ウェブサイトから姿を消し、現在販売終了となっている。

また、マツダ車のオールラインナップからもミニバンが消滅しており、同社はミニバンから撤退している状態だ。

多人数乗車できる車種としてSUVタイプのCX-8が存在するものの、ビアンテのようなミニバンが復活する予定は現時点で存在しない。

[Text:オートックワン編集部]

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ アルファードの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ アルファードのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ アルファードの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ アルファードの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ アルファードのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる