何が違うの? 似ているようで似ていないマツダのコンパクトSUV3選

  • 筆者: MOTA編集部
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現在のマツダには、コンパクトSUVに属するモデルが3車種存在します。2015年に登場したCX-3に始まり、2019年にはCX-30が登場。さらに、2020年にはMX-30がラインナップに加わりました。「同じような大きさのSUVだけど何が違うの?」と感じている方も多いと思いますので、今回はマツダのコンパクトSUV 3車種がそれぞれどのような違いがあるのかご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. 2021年はEVモデルも投入予定! スペシャリティSUV「MX-30」
  2. 居住性や使い勝手が良いコンパクトSUV「CX-30」
  3. 普段使いに最適なコンパクトSUV「CX-3」

2021年はEVモデルも投入予定! スペシャリティSUV「MX-30」

2020年10月8日(木)に発売を開始したマツダ MX-30は、12Vマイルドハイブリッドパワートレインを搭載したコンパクトSUVです。掘りが深いヘッドライトやリアコンビライト、クーペを思わせるルーフラインに加え、開放的で創造性をかき立てる観音開きドア「フリースタイルドア」を採用しています。

ボディサイズは、全長4395mm、全幅1795mm、全高1550mmと、先に販売されていた「30シリーズ」のCX-30と全高以外が同じ。ちなみに、MX-30はCX-30よりも全高が10mm高くなっています。

また、2019年に開催された東京モーターショーで話題となった量産電気自動車は、2021年1月に発売予定。さらに、発電用にロータリーエンジンを搭載したレンジエクステンダーモデルの登場も明言されており、今後の展開が楽しみな1台です。

車種名「MX」が意味することとは?

MX-30は、2013年に販売を終了したRX-8を思わせる観音開きを採用している点でもスペシャリティ感を味わえます。また、注目すべきは車種名の「MX」です。

現在、日本国内で販売されている「MXシリーズ」は、MX-30のみですが、海外ではロードスターがMX-5として販売されています。また、1992年にはMX-6という2ドアのスペシャリティクーペを販売していました。これらの事実からも、MX-30はマツダにとって特別な“スペシャリティモデル”であることがわかります。

マツダ MX-30の中古車相場

■中古車掲載台数:0台

■中古車相場:価格情報収集中

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月21日時点のデータ

居住性や使い勝手が良いコンパクトSUV「CX-30」

2019年10月24日に販売を開始したCX-30は、マツダ3から始まった新世代商品の第2弾。MAZDA 3をベースにしたクロスオーバーSUVであるCX-30は、全長4395mm、全高1540mm、全幅1795mmと2020年10月に発売されたMX-30と全高以外の寸法が同じです。

また、同じコンパクトSUVのCX-3よりひとまわり大きく、ミディアムサイズのクロスオーバーSUV CX-5よりも小さいサイズであるため、居住性や運転のしやすさが特徴。CX-3でイマイチだったリアシートの居住性を改善し、CX-5よりも運転しやすいサイズがCX-30の持ち味です。

パワートレインが多くて悩む

マツダ CX-30に搭載されるパワートレインは3種類あります。高回転までスムーズに吹け上がるレギュラーガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」、低回転から太いトルクを発生するディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」、そしてガソリンエンジンとディーゼルエンジンのいいとこ取りをしたSPCCI(火花点火制御圧縮着火)の「SKYACTIV-X」をラインナップしています。どのパワートレインも優秀で、それぞれに特徴があるため、実際に乗り比べてみてはいかがでしょうか?

マツダ CX-30の中古車相場

■中古車掲載台数:389台

■中古車相場:221.7万円~389.3万円

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月21日時点のデータ

普段使いに最適なコンパクトSUV「CX-3」

2015年2月27日から販売を開始したコンパクトSUVがCX-3です。全長4275mm、全幅1765mm、全高1550mmとCX-30よりも全長と全幅がひとまわり小さく、最小回転半径が5.3mと小回りが効くため、日常での買い物や通勤などに最適。ただMAZDA 2をベースとしていることから、リアシートは決して広くありません。ですが、1人~2人乗車がメイン、またはセカンドカーとしての用途なら、小気味よい走りと取り回しの良さが光る、おすすめできるコンパクトSUVです。

コンパクトでも躍動感と存在感に溢れたスタイル

マツダ CX-3は、コンパクトサイズであるものの、躍動感あるスタイルが魅力です。フロントフェンダーからリアタイヤに向かって走るプレスライン、緩やかな曲線で描かれるベルトライン、なだらかに傾斜するルーフラインなどにより、今にも動き出しそうな造形は、マツダの魂動(こどう)デザインだからこそできる表現。同社の中で最小のSUVでありながら、実際の寸法よりも存在感のある、堂々とした姿が魅力的です。

マツダ CX-3の中古車相場

■中古車掲載台数:1273台

■中古車相場:97.8万円~286.3万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月21日時点のデータ

マツダ/MX-30
マツダ MX-30カタログを見る
新車価格:
264万円299.8万円
中古価格:
171.3万円284.6万円
マツダ/CX-30
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新車価格:
255.6万円367.8万円
中古価格:
156.1万円367.6万円
マツダ/CX-3
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新車価格:
227.9万円343.4万円
中古価格:
78.2万円303.3万円

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筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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