クルマ好き男子の憧れ! 70年代から80年代に登場したスーパーカー3選

  • 筆者: MOTA編集部
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70年代の子供たちを熱狂させたスーパーカーブームに始まり、令和になった現在でも、刺激的なスタイリングにハイパワーなエンジンを搭載した“スーパーカー”は、車好きの大人から子供までを夢中にさせる憧れの存在です。今回は70年代のスーパーカーブームから、バブル期に誕生した代表的なスーパーカー3車種をご紹介します。

目次[開く][閉じる]
  1. スーパーカーブームの中心的存在! ランボルギーニ カウンタック
  2. イタリアとアメリカの協力で誕生した デ・トマソ パンテーラ
  3. 創業者の想いを形にした公道レーシングマシン フェラーリ F40

スーパーカーブームの中心的存在! ランボルギーニ カウンタック

スーパーカーの代名詞ともいえるランボルギーニの名車がカウンタックです。1974年に製造を開始したカウンタックは、地を這うような低いスタイリングに、上方に開くシザーズドアとリトラクタブルヘッドライトが特徴。"スーパーカー"と呼ぶにふさわしい要素を持ち合わせ、70年代のスーパーカーブームの中心的存在でした。

カウンタックのバリエーションは「LP400(150台)」「LP400S(235台)」「LP500S(323台)」「5000QV(632台)」「アニバーサリー(657台)」そして、市販されなかった幻の「LP500」を展開し、1990年まで販売されました。

その見た目とスペックで子供たちに夢を与えた

ランボルギーニ カウンタックに搭載されるのは、最高出力455ps、最大トルク51.0kg・m(アニバーサリーモデル)を発生させるV型12気筒自然吸気DOHCエンジン。そして最高速度は300km/hを超えると公表されていました。

しかし実際には、その最高速度については300km/hを超えていなかったという報告もされていますが、大切なのは公表されていたスペックといかにも速そうなそのスタイリング。当時の日本で巻き起こっていたスーパーカーブーム真っ只中にあった子供たちに夢を与えるには十分でした。

ランボルギーニ カウンタックの中古車相場

■中古車掲載台数:5台

■中古車相場:応相談

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月18日時点のデータ

イタリアとアメリカの協力で誕生した デ・トマソ パンテーラ

イタリアのスーパーカーメーカーであったデ・トマソと、アメリカのフォードの共同製作により誕生したスーパーカーがパンテーラです。パンテーラは、デ・トマソがボディ骨格の作製を担当し、フォード製のV型8気筒エンジンを搭載しています。

パンテーラのスタイルは、低く伸びやかで鋭さがあるウェッジシェイプのデザインとリトラクタブルヘッドライトを備え、スーパーカーと呼ぶのにふさわしいプロポーション。また、ボディは1420kgと軽量に仕上げられ、フォード製5.7リッターV型8気筒エンジンは最高出力330ps、最大トルク47.5kg・mを発生します。

最高速度290km/hのハイパフォーマンスモデルもラインナップ

デ・トマソ パンテーラは、ベーシックの「パンテーラ(L)」、スポーツグレードの「GTS」、GTSをベースにしたレーシングマシン「GT4」など、さまざまなグレードを展開。中でもGTSは、最高速度290km/hをマークし、レース参戦のために作製されるホモロゲーションモデルを除くと、最も優れたパフォーマンスを発揮しました。

デ・トマソ パンテーラの中古車相場

■中古車掲載台数:5台

■中古車相場:898万円~1500万円(応相談含む)

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月18日時点のデータ

創業者の想いを形にした公道レーシングマシン フェラーリ F40

フェラーリ40周年を記念して作られたF40は、フェラーリの創業者 エンツォ・フェラーリの想いである「そのままレースに出られる市販車」を具現化したモデルです。

1987年に登場したF40は、カーボンファイバーを使用したフレーム、低くワイドなスタイリング、スーパーカー定番のリトラクタブルヘッドライト、ポリカーボネートのリアスクリーンなど、スーパーカーにふさわしいスタイルとレーシングマシン同様の軽量化が施されています。

圧倒的な速さと驚きの価格

フェラーリ F40がスーパーカーと呼ばれる理由に、圧倒的な速さが挙げられます。ミッドシップに搭載されるエンジンは、最高出力478ps、最大トルク58.5kgmを発生する3.0リッターV型8気筒DOHCツインターボエンジン。時速0-200km/hまではわずか12.0秒で到達し、最高速度は324km/hをマーク。世界で初めて最高速度が320km/hを超えた市販車となりました。

そして、発売当時の新車販売価格が4650万円というのにも驚かされますが、現在では当時の新車販売価格以上の価値が付き、年々価格が上昇。中古車を探しても"応相談"のみとなっています。

フェラーリ F40の中古車相場

■中古車掲載台数:3台

■中古車相場:応相談

※中古車掲載台数および相場は、2020年12月18日時点のデータ

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MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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