「レジェンド」に「マークII」、「セフィーロ」まで! バブル期に流行ったセダン3選

  • 筆者: MOTA編集部
画像ギャラリーはこちら

はっと目を見張るような流麗なフォルムのスポーツカー。屈強なボディでどこにでも行けそうなSUV。それともオシャレで可愛らしいコンパクトなモデル。最新モデルから懐かしの名車まで。燃費や車格、維持費など現実問題は一旦置いておいて、誰しも1度は自分の憧れのクルマを思い描いたことでしょう。そしてそれを自慢したいなんてことも…。

今回はそんな、今だからこそ乗ってみたいバブル期に流行ったセダン3選をお届けします。あなたの好きなクルマは何ですか? 昔から憧れていた1台はありますか?

目次[開く][閉じる]
  1. ホンダ 初代レジェンド(1985年-1990年)
  2. 日産 初代セフィーロ(1988年-1994年)
  3. トヨタ マークII(1988年-1996年)

ホンダ 初代レジェンド(1985年-1990年)

ホンダ初のV型6気筒エンジンを搭載し、3ナンバー仕様車も設定され同社のフラグシップカーとして1985年11月に発売された初代レジェンド。国内では「トヨタ・クラウン」などへの対抗馬として登場しました。

英ブリティッシュ・レイランド社と共同開発され、ローバーブランドの英国仕様や、アキュラブランドの北米仕様が存在。初代モデルではセダンを中心にハードトップクーペも併売していました。

セダン・クーペ共に、傾斜の強いAピラーやサイドまで回り込んだラップラウンド・リアウィンドウ、広いガラスエリアが特徴。併せて静粛性向上のため、空力特性を追求し、Cd値はセダンが0.32、クーペが0.3という数値を実現していました。

軽量・コンパクトで静粛性と動力性能を両立したV型6気筒SOHC4バルブエンジンを搭載し、セダンには2リッター(最高出力145ps/最大トルク17kgm)と2.5リッター(最高出力165ps/最大トルク21.5kgm)が設定され、クーペには2.7リッター(最高出力180ps/最大トルク23kgm)が設定されていました。

日産 初代セフィーロ(1988年-1994年)

バブル期を象徴する1台、1988年に登場した初代セフィーロ(A31型)。5ナンバーサイズの4ドアセダンで、糸井重里氏が考案した「くうねるあそぶ」のキャッチコピーや、井上陽水氏出演のCMが印象的なモデルです。

デザインは、後にアウディのシングルフレームグリルを生み出す和田智氏が担当。細めのピラーが上品な印象を与える6ライトウィンドウを採用し、横長な前後のライトまわりがワイド感を与えます。

また、フロントヘッドライトには、S13シルビアではオプション設定されていたプロジェクター式ヘッドライトが標準装備されています。

エンジン・サスペンション・トランスミッション・内装生地・内装色・外装色などを好み組み合わせて注文できるセミオーダーメード方式の「セフィーロ・コーディネーション」の組み合わせは、なんと810通りにも。

あくまで庶民的な5ナンバー4ドアセダンでありながら、オーナーの要望に応え、さらにメーカーの独自性を盛り込んだ初代セフィーロは、まさにバブル期の日産を象徴する1台です。

トヨタ マークII(1988年-1996年)

1988年~1992年に販売された6代目マークII(X80系)。バブル景気の追い風もあって、兄弟車のチェイサー、クレスタと合わせて、最も多い月の販売台数が約5万台を記録したほどの大ヒット作です。

元々6代目マークII(X80系)は、同じく人気だった先代マークII(X70系)からのキープコンセプト。とは言え、サスペンションを刷新して走行性能を、ガソリンエンジンを全てDOHC(ツインカム)、もしくはハイメカツインカム化して性能を向上するなどクルマとしての完成度を高めていました。

販売の主力は変わらず4ドアハードトップでしたが、全高を落としてスタイリッシュになった反面、居住性は少々失われています。

その後、1990年のマイナーチェンジで2.5リッター版を追加。マークII系高性能モデルの代名詞「GTツインターボ」も2.5リッターエンジン(1JZ-GTE)に置き換わり、最高出力は規制値上限の280psに達しています。

ホンダ/レジェンド
ホンダ レジェンドカタログを見る
新車価格:
724.9万円1,100万円
中古価格:
34.8万円656.3万円
トヨタ/マークII
トヨタ マークIIカタログを見る
新車価格:
258.5万円371.8万円
中古価格:
44.8万円530万円
日産/セフィーロ
日産 セフィーロカタログを見る
新車価格:
236.4万円330.9万円
中古価格:
55.9万円316.5万円

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

ホンダ レジェンドの最新自動車ニュース/記事

ホンダのカタログ情報 ホンダ レジェンドのカタログ情報 ホンダの中古車検索 ホンダ レジェンドの中古車検索 ホンダの記事一覧 ホンダ レジェンドの記事一覧 ホンダのニュース一覧 ホンダ レジェンドのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる