10年でここまで進化した! 日産の新型コンパクトSUV「キックス」は、「ジューク」とこんなに違う!

  • 筆者: MOTA編集部
画像ギャラリーはこちら

2020年6月24日(水)、日産が国内では10年ぶりとなる全く新しいモデルとして、コンパクトSUVの「キックス」を発表しました。

これまで日産のコンパクトSUVと言えば長らくそのポジションは「ジューク」が守っていましたが、こちらは2019年12月をもって国内での生産を終了。新型キックスはそんなジュークのポジションをカバーすべく登場したわけですが、デザインやパワートレインなどはどこまで進化したのか!? 今回は両車を比較してみたいと思います!

「サクッと写真をパラパラ見たい」という方は是非チェックしてみてくださいね。

新型キックスとジューク、共通点と相違点は?

フロントフェイス

新型キックスとジューク両車の特徴がよく出ているフロントフェイスを比較してみましょう。フロントグリルのVモーションがこの10年でずいぶんと大きくなったことがわかります。

ジュークは2010年6月に初めて登場してから2019年12月の生産終了まで、マイナーチェンジや一部仕様向上を複数回行っていますが、デザイン面での大きな変更はありません(欧州などの海外では2019年9月より2代目を発表も日本は未導入)。

今でこそコンパクトSUVは注目度の高い人気市場ですが、ジューク初登場時、そのデザインは好みが真っ二つに別れました。

そんなジュークに比べ、新型キックスは在感ある「ダブルVモーショングリル」を採用しながらも、クセは強くなく誰にでも受け入れられやすいデザインに。

さらに新型キックスは、丸みを帯びたコロっとしたフォルムと、屋根が浮いているように見せる塗分けの2トーンルーフが、背の高さを感じさせにくくスポーティに見せています。

サイドビュー

ボディサイズは、新型キックスが全長4295mm×全幅1760mm×全高1585mmに対し、ジュークは全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mm。新型キックスのほうが全長は160mm長くなり、全高は20mm高くなっています。

新型キックスはジュークに比べ、ルーフラインも高めなレイアウトが採用されており、ジュークよりもリアや荷室の広さが確保されています。

また、ジュークで特徴的だったフロント・リアフェンダーを強調するようなキャラクターラインですが、新型キックスも同じようにフェンダーが強調されたデザインとなっています。

テールランプ

特徴的だったジュークのブーメラン型テールランプは、新型キックスのブーメラン型のコンビネーションランプにも近いデザインがが採用されています。新型キックスは正式なジュークの後継モデルではありませんが、そのDNAは要所に引き継がれているのが分かります。

インテリア

インテリアは、どちらも2トーンカラーの内装色を採用しているところは共通していますが、アクティブ・スポーティな印象のジュークに対し、新型キックスでは高級感を演出しています。

とりわけ、ジュークのセンターコンソールはオートバイのタンクをイメージしたという今見てもかなり斬新なデザインですが、新型キックスはそこまでの派手さはなく、落ち着いたデザインのものとなっています。

エンジン

搭載するエンジンは、流石に10年の月日を感じさせます。

ジュークは、直列4気筒 1.5リッターのNAエンジンや直列4気筒 1.6リッター 直噴ターボエンジンをラインナップ。対する新型キックスは最大出力を約20%向上させたe-POWERを搭載。中高速域の力強さを高めたことで、高速での追い越しや合流、ワインディング走行など、幅広いシーンにおいてパワフルでキビキビした走りを実現しています。さらに、運転支援技術「プロパイロット」も全車標準装備としています。

新型キックス関連記事

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 キックスの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 キックスのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 キックスの中古車検索 日産の記事一覧 日産 キックスの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 キックスのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる