日本仕様の新型「フェアレディZ」はいつ出てくる!? 価格400万円台後半~でオートサロン2022出展後の2022年3月にも正式発売開始か

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日産は2021年8月18日、ニューヨークで新型「Z(ゼット)」を世界初公開した。日本名は言わずと知れた「フェアレディZ」。北米市場では2022年春に市販化される予定で、日本の発表は“今冬”とした。気付けば2021年の冬が到来。今のところ正式発表はないが、2022年1月の東京オートサロンにてお披露目のうえ、ようやく2022年春頃には発売となる模様だ。MOTA編集部がつかんでいる現時点での情報をもとに、日本仕様の新型フェアレディZについて予想してみよう。

目次[開く][閉じる]
  1. 日本で唯一、50年以上に渡り歴史を重ねてきた老舗スポーツカーブランド「フェアレディZ」
  2. 日本仕様の公式発表は2022年1月の東京オートサロンか!?
  3. 新型フェアレディZの発売は2022年3月、価格は400万円台後半から500万円台に高騰か

日本で唯一、50年以上に渡り歴史を重ねてきた老舗スポーツカーブランド「フェアレディZ」

2ドアクーペのスポーツカーも、今や日本車ではすっかり希少な存在となった。2000年前後までは、各メーカーそれぞれに大小のラインナップされていたが、すっかり絶滅。残っているのはトヨタ GRスープラやGR86、スバル BRZにマツダ ロードスターとごくわずかだ。

そんな中、途中に若干のブランクはあったものの、1969年登場の初代登場から50年以上に渡り脈々と歴史を重ねてきたスポーツカーがある。

その名は「Z(ゼット)」。日産のフェアレディZだ。そんな老舗ブランドが2021年8月18日、7世代目となる新型モデルを世界初公開した。

日本仕様の公式発表は2022年1月の東京オートサロンか!?

初代Zは、日本以上に北米で大ヒット作となった。その人気は今なお続き、中古車の価値も年々高騰する一方だという。そんな多くのファンに敬意を表し、新型Zはまず北米でお披露目された。それでは母国日本での発表はどうなるのだろう。

8月18日に日産から発信された国内向けのプレスリリースには、文末に『なお、新型「Z」の日本仕様である「フェアレディZ」は、今冬の発表を予定しています。』とだけ記載があるのみ。

例えば「今年2021年12月」といった表記ではなく“今冬”とだけあるので、正確な時期はまだ定まっていないようだ。おそらく2021年12月末から2022年初春の1月頃にかけてのタイミングになるとみられる。

MOTA編集部が得た情報によると、日産は2022年1月早々に開催されるクルマイベント「東京オートサロン」会場で新型フェアレディZをお披露目し、2022年春頃までには正式発売としたい目論見のようだ。

新型フェアレディZの発売は2022年3月、価格は400万円台後半から500万円台に高騰か

なお、北米向けの新型Zは2022年春から販売だと発表された。正式な発表はまだないが、現行型同様に新型Zも日本の日産 栃木工場(主にFR系モデルの製造を担当)で生産され輸出されるだろう。そうなると日本向け新型フェアレディZの発売開始もほぼ同タイミングで行われると見て良い。

上にも記した通り、MOTAの予想では、日本仕様の新型フェアレディZは2022年の3月までに正式発売される見込み。ただし日産は現在、半導体問題などの影響もからみ、他のニューモデルも含め発売タイミングが遅れ気味の状況にある。早期の正式発売に期待したい。

ライバルのGRスープラは輸入車扱いのためやや割高な価格設定

日産 新型フェアレディZの価格だが、まだ公式な発表は出されていない。

現行Z34型(V6 3.7リッターノンターボ・336馬力)の通常モデルの価格は、397万9800円(Z)から530万8600円(Z Version ST/7速AT車)となっている。新型Zは排気量が3.0リッターに下がったものの、およそ400馬力のツインターボエンジンへグレードアップする点が気がかりだ。

ちなみに直接のライバル車となるトヨタ GRスープラは、海外での少量生産のため、かなり割高な設定となっている。3リッターターボモデル「RZ」の価格が731万3000円、2リッターターボの「SZ-R」で601万3000円、ベーシックな「SZ」で499万5000円だ。新型フェアレディZはそこまで上がらないと見られる。

グレードラインナップの展開次第で多少変化するが、2022年春発売の新型フェアレディZの価格は、400万円台後半から500万円台が想定される。

2022年新春早々の日本初公開が今から待ち遠しい!

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:NISSAN]

日産/フェアレディZ
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新車価格:
539.9万円920万円
中古価格:
39.5万円2,830万円

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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