日産 新型エクストレイル 新型車解説/渡辺陽一郎(1/2)

日産 新型エクストレイル 新型車解説/渡辺陽一郎
日産「エクストレイル 20X Safety Package(4WD)」 日産「エクストレイル 20X Safety Package(4WD)」 日産「エクストレイル」20X エクストリーマーX“ エマージェンシーブレーキ パッケージ”(4WD・2列車)」 日産 新型エクストレイル 走行イメージ01 画像ギャラリーはこちら

デュアリスとの統合が図られた新型エクストレイル

日産 新型エクストレイル 走行イメージ04

上の画像をご覧頂いて、「新しい日産 エクストレイル、ずいぶんと外観が変わったねぇ」と思われた読者諸兄は多いことだろう。

エクストレイルの初代モデルは2000年に登場。2007年に2代目となる先代モデルへ一新されたが、いずれも直線基調のボディスタイルが特徴だった。

プラットフォームは初代モデルから前輪駆動をベースにしており、SUVの分類としてはシティ派に位置付けられるものの、そのエクステリアは「三菱 パジェロ」や「トヨタ ランドクルーザー」といった後輪駆動ベースのオフロードSUVにも劣らない風貌であった。そんな野生味ある外観と、ウィンドウ下端を低く抑えた良好な視界が人気を得て、エクストレイルは好調な販売台数を推移してきた。

日産「エクストレイル 20X“ エマージェンシーブレーキ パッケージ”(4WD)」

ところが、2013年12月に発売される新型エクストレイルは、ボディ全体の丸みが強められている。

日産はプラットフォームを共通化したシティ派SUVとしてデュアリスも用意するが、少なくとも国内モデルではエクストレイル、デュアリス両車の統合が図られたと見て良いだろう。デュアリスはすでに生産を終えており、今のところ次期型の予定は無い。

新型エクストレイルでは3列シートの7人乗り仕様も登場!

日産 新型エクストレイル イメージ01日産 新型エクストレイル イメージ02

新型エクストレイルのボディサイズは、全長が4,640mm、全幅が1,820mmで、全高は1,715mm。

先代型に比べると5mm長く、30mm広く、15mm高い。全幅が1,800mmを超えたものの、先代モデルとほぼ同じ大きさだ。ただしホイールベースは2,705mmと、75mmの拡大が図られている。ホイールベースの伸張は外観の見栄えにも影響を与え、4輪がボディの四隅に踏ん張るデザインとなった。

内装ではインパネの雰囲気がかなり変更されている。水平基調の造形は従来型と同様だが、各部の曲線が強調され、質感を高めて緻密に造り込んだ。

ホイールベースを75mm伸ばしたことで居住性も向上。前後のシート間隔を拡大し、シートの背面形状も工夫することでリアシートの足元空間は90mm広がった。

日産「エクストレイル 20X“ エマージェンシーブレーキ パッケージ”(4WD)」日産「エクストレイル」20X“ エマージェンシーブレーキ パッケージ”(4WD)

また、新型エクストレイルでは荷室に3列目の補助席を備えた7人乗りが用意されていることも特徴だ。

短距離の移動であれば、ミニバンのような使い方も可能となっている。三菱のアウトランダーでも3列シートが人気を得ている。もちろん、使用目的に応じて2列シートのモデルを選ぶこともできる。

ボディスタイルは都会的な雰囲気に変わるが、内装の実用性は先代エクストレイルを踏襲。シートや荷室には防水加工が施されている。スエード調のシート表皮もオプションで装着可能だ。専用のボードを活用して荷室を3段に区分できるなど、使い勝手でも工夫を凝らした。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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