日産車を雪上でイッキ乗り! モーター駆動の醍醐味“ワンペダルドライブ”の魅力とは(1/5)
- 筆者: 嶋田 智之
- カメラマン:オートックワン編集部・日産
日産のEV、e-POWERの醍醐味とは
日産のピュアEVやe-POWERといったモーター駆動のクルマで味わえる“ワンペダルドライブ”は、なかなか面白い。発進、加速、巡航、減速、そして場合によっては停止までの一連をアクセルペダル一つで行えるというのは、3ペダルもしくは2ペダルのクルマしか経験したことのない人にとってはかなり新鮮なドライブ体験だし、慣れてフツーに使えるようになるととても楽だということがよく解るし、そうなってからも、やっぱりちょっとばかり楽しい。
必要な時には隣に並ぶブレーキペダルを使うことも大切だけど、アクセルペダルの戻し具合の強弱でモーターの回生ブレーキの効き具合をコントロールしながら減速していくのは、すでに目の前に現実として存在しているものだというのに、どこか未来的な感覚を伴っていたりもして、少し心が躍ったりもする。
氷上で露わになった“ワンペダルドライブ”の秀逸さ
当初はトルクの立ち上がりが瞬間的に力強いだとか、走っている時のフィーリングがとても滑らかだとか、そういう面ばかりがクローズアップされがちだったモーター駆動。でも、今では内燃機関のエンジンだけのクルマより加速・旋回・減速にまつわる制御を緻密に行うことができるというメリットがあることも、広く知られはじめている。
その事実を具体的な成功例として世に知らしめているのが、日産のワンペダルドライブだと思う。減速Gの立ち上がらせ方や抑え方、コントロールのしやすさなど、その制御は実に細かいし、人間の感覚に上手く寄り添っている。実に巧みに作り込まれているのだ。
それを思いも寄らなかったシチュエーションで強く実感し、あらためて認識させられた。ワンペダルドライブ、氷結路の上ですらめちゃめちゃ具合が良かったのである。
こうした極端に滑りやすい路面の上では、そのクルマが本質的に持っている特性というのが、いとも簡単に露わになる。ドライの滑りにくい路面なら追い込んで追い込んでようやく拝める隠れた貌が、タイヤのグリップでカバーすることができずにあっさりと姿を現すのだ。
判りやすいし、解りやすいのだ。そして逆もまた真なり。氷結路で具合がよければ、それはそのまま日常的な世界でも具合がいい、ということを表したりもする。
>>e-POWER、e-POWER 4WD、100%ピュアEVの実力を試す![次ページへ続く]
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。