1万3千点を超える作品の頂点は!?日産、ジュークに描くデザインコンテスト「JUKE by YOU」最優秀作品を発表
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1万3千点ものデザイン応募があった「日産 ジューク」から選ばれた映えある1台は!?
2月25日、日産は同社における個性的なコンパクトクロスオーバーSUV「ジューク」を使用したデザインコンテスト「JUKE by YOU」の最優秀作品を決定、同日に六本木にあるイベントスペース「umu」で表彰式を開催した。
このデザインコンテストは、日産の「JUKE by YOU」専用サイトへとアクセスし、スタンプツールやステッカーツールを利用することで、簡単に様々なデザインを3Dのジュークへ描くことができる。
実際、どのように描くかについては以下の動画を参考にして欲しい。
ファイナリスト19名の作品が選出
昨年、2014年10月~12月の期間中に一般ユーザーから応募のあったデザイン数は、なんと「13,000点」以上。
そして、そんな多くの応募のなかから日産 デザイン部門のデザイナーも複数参加し「ファイナリスト」19名の作品が選定された。19名の意味は、車種名の「ジューク」にちなんでいるという。
選ばれた19名の作品については、以下の画像を参考にして頂きたい。
※画像のキャプションに、デザイン説明が記載されています。
最優秀賞に選ばれたジュークが実車となって目の前に!
そして、日産 ジューク「JUKE by YOU」デカールデザインコンテストのグランプリに選ばれたのは、京都府 杉本さんの歌舞伎の隈取(くまどり)柄の作品に決まった(ファイナリスト受賞作品 No.3)。
最優秀作品に選ばれたデザイナーには、実際にデザインしたオリジナルジュークがプレゼントされる。表彰当日、杉本さんによって描かれた「歌舞伎ジューク」が取材陣の目前でアンベールされた。
きっかけとなったのは「歌舞伎のフェイスパック」
また、なぜジュークに歌舞伎をデザインすることを思いついたのか。それについて、杉本さんは「歌舞伎の隈取をデザインしたフェイスパックがあるのですが、これをジュークにフェイスパックのように貼ったらどうなるのだろうかと思い、レンズを目に見立てて隈取の模様を配置しました。全体的には日本風に仕上げています」
さらに、このデザインを描くのに掛かった時間について「朝起きてから始めて、気づいたら“次の日”になっていました。エントリーしたときにはすでにヘトヘトになっていました」
最後に「歌舞伎柄のジュークでどんなところに行きたいか」という質問に対しては、京都という観光地に住んでいるので、歌舞伎柄のジュークをみて外国人観光客がどんな反応をするのか見てみたい、と答えた。
審査に携わったグローバルデザイン本部エグゼクティブ・デザイン・ダイレクターの青木氏は、最優秀作品について「ジュークの最大の特徴であるフロントランプ形状を生かしながら歌舞伎の隈取りを応用するという明確なアイデア。キャビン形状を生かしたカラーセパレーション。波の細部におけるデザイン処理に現れたボディーの繊細な仕事。リアランプ形状を強調するリアグラフィック。全体に日本をテーマに完成度高くジュークの魅力をさらに個性的に仕上げたデザインは賞賛に値します。」と述べている。
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