メルセデス・ベンツ Eクラス(クーペ/カブリオレ)を一部改良
メルセデス・ベンツ日本は、Eクラス(クーペ/カブリオレ)に新技術BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)と48V電気システムを採用した「E200」、「E200 スポーツ」、および新エンジンを搭載した「E300 スポーツ」を導入し、2019年10月7日より発売した。価格は733万円~1320万円(消費税込み)。
一部改良したEクラス(クーペ/カブリオレ)の主な特長
今回、E200/E200 スポーツは、効率化と高性能化のための新技術「BSG(ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)」と「48V電気システム」を採用。E300 スポーツにおいては、高い最高出力と最大トルクを誇る新エンジンを搭載した。
また、エクステリアとインテリアにおいて、メルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れ、流麗かつシンプルで美しい曲線美をボディサイドに取り入れたスタイリッシュで上質なデザインとなっている。
機能面では、最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などの革新技術も搭載した。
E200/E200 スポーツ
E200、およびE200 スポーツには新開発の1.5リッター直列4気筒ターボエンジン「M264」と新技術BSG、48Vボルト電気システムなどを採用することにより、効率性、快適性、高性能化を同時に実現したパワートレインを搭載している。
M264エンジンは、単体で最高出力135kW(184PS)、最大トルク280Nmを発生させる。ターボチャージャーには、ツインスクロールシステムを採用したほか、可変バルブタイミングを実現する「CAMTRONIC(カムトロニック)」も搭載されており、状況に応じた最適な吸気を実現した。
また、エンジン内部の摩擦低減対策として、メルセデス・ベンツが特許を取得した「CONICSHAPE(コニックシェイプ加工)」を採用。これは熱膨張を考慮し、シリンダーウォールが底部に向けてやや広がる形に加工することで、ピストンが熱膨張した際の摩擦を低減する画期的な新技術である。
E300 スポーツ
E300 スポーツには、E200と同じM264の中でも、排気量が2.0リッターとなる直列4気筒エンジンを搭載。ツインスクロールターボチャージャーと可変バルブリフトシステムCAMTRONICを採用し、低回転から高回転まで伸びやかな加速を可能にした。
従来のE300 クーペスポーツと比較して、最高出力が10kW(13PS)向上し、190kW(258PS)を発揮する。
安全機能:インテリジェントドライブ
飛躍的に進化したレーダーセーフティパッケージ
高度化されたステレオマルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況をより的確に把握することができるようになり、機能が大きく強化された。
■アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック (自動再発進機能付)
■アクティブステアリングアシスト
■渋滞時緊急ブレーキ機能
■アクティブレーンチェンジングアシスト
■アクティブエマージェンシーストップアシスト
■アクティブブレーキアシスト(歩行者/飛び出し検知機能付)
■緊急回避補助システム
■トラフィックサインアシスト
■アクティブレーンキーピングアシスト
■アクティブブラインドスポットアシスト(降車時警告機能付)
■PRE-SAFEプラス(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)
■PRE-SAFEサウンド
その他の機能
■ドライブアウェイアシスト
■アクティブパーキングアシスト
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