フェアレディZがスノーモービルになって雪上を大爆走!シカゴオートショー2018で世界初公開
北米日産は、2018年2月10日から開幕するシカゴオートショー2018で、フェアレディZ ロードスターをスノーモービルにしてしまったユニークなコンセプトカーを世界初公開する。
その名も「370Zki」!呼び方は「370スキー」になるそうだ。なお、370Zとは、フェアレディZの北米名である。
370Zkiのベースとなった370Z ロードスターは、日本では販売が終了しているフェアレディZ ロードスターで、ソフトトップを備えたオープンモデル。北米では現在も継続して販売されている。
>>スノーモービルになったフェアレディZ ロードスター(370Zki)の画像を見る
370Z ロードスターをスノーモービルにするのは、かなりハードルが高かったという。
前輪にスキーを、後輪にクローラー(キャタピラ)を装着するため、ドライブトレーンをすべて取り外し、車体を3インチ持ち上げる改造が加えられた。さらに、ブレーキを再配線したり、マフラーを車両下部に通したりするカスタムが施されている。タイヤハウスもスキーやクローラーを取り付けるためにモディファイされている。
332馬力を発揮する3.7リッター V6エンジンを搭載し、トランスミッションは7速AT。駆動方式は後輪駆動(FR)で、これらの仕様は通常モデルから変更はない。
エクステリアはそれほど変更されていないが、ボディの損傷を防ぐためにスキットプレートが装着されているほか、ボディに370Zkiのロゴが入ったラッピングが施され、ヘッドランプはスキーのゴーグルをイメージして黄色を塗られている。
370Zkiの走行シーンは動画でチェックできる。後輪のクローラーが力強く雪をかいて、前輪のスキーが滑るように走行する370Zkiは、FRスポーツカーでありながら、最強の雪上仕様に仕上がっている。370Zkiが雪煙を上げながら爆走している様子は迫力満点だ!
なお、370Zkiはコンセプトモデルのため、販売される予定は残念ながら無いそうだ。
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