三菱自、中国のパワートレイン合弁会社がA/Tのラインオフセレモニーを開催
三菱自動車の中国におけるパワートレイン合弁会社のひとつであるハルピン東安汽車発動機製造有限公司(以下 DAE)は、2008年5月に三菱自動車とオートマティックトランスミッションのライセンス供与契約に合意しているが、本日ラインオフセレモニーを開催したと発表した。
DAEは、1.3~2.0Lのガソリンエンジン、5速マニュアルトランスミッション(M/T)に加え、今回 初めてオートマティックトランスミッション(4速A/T、5速A/T)の生産を開始したことになる。市場規模が拡大を続ける中国において、新たな商品を展開することで、多様化する市場のニーズに柔軟に対応していく。
生産開始時の生産能力は15万基/年であるが、第二期工事により更に15万基/年、合計 30万基/年の生産設備とする計画。
ラインオフセレモニーには、三菱自動車の益子修取締役社長も出席し、「A/Tの将来性に期待する」と述べるとともに、DAEの2009年(暦年)のエンジン生産50万基(過去最高)と累計生産150万基達成に賛辞を送った。
この記事にコメントする