フリードとシエンタどっちが欲しい? 内装の質感やシートアレンジでフリードの方が優勢【みんなの声を聞いてみた】

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コンパクトなボディに3列シートも設定し多人数乗車を可能にするコンパクトミニバンのライバル車「ホンダ フリード」と「トヨタ シエンタ」。販売台数においても常に接戦を繰り広げている両車だが、購入検討者達はどちらが実際に欲しいと感じているのか? SNSで挙げられているみんなの声を探ってみた。

目次[開く][閉じる]
  1. コンパクトミニバンカテゴリーでしのぎを削る2台
  2. およそ6割近くがフリード推しの結果に
  3. 新型登場が噂される両車に注目が集まる

コンパクトミニバンカテゴリーでしのぎを削る2台

「This is 最高にちょうどいいホンダ」というキャッチコピーで2008年にデビューしたホンダ フリード。それまで全長4.5~4.8m弱のボディサイズを誇るミニバンモデルたちの中で、全長4.2m台とコンパクトなボディで登場したホンダのミニバンモデルだ。3列シートは欲しいがもう少しコンパクトなモデルを求める層などから支持され、2021年7月には累計販売台数が100万台を突破した。

現行モデルは2016年に登場した2代目モデル。発売から2021年で5年が経過するも、直近の販売台数は月平均で6000台程度を売り上げるなど、未だ根強い人気を誇る。

価格(税込)は、ガソリンモデルで199万7600円~、ハイブリッドモデルで256万1900円~となる。

一方の、トヨタ シエンタは2003年9月に初代モデルがデビュー。こちらも、全長4.3メートル弱というコンパクトなサイズの中に3列シートレイアウトを巧みに配置したモデル。

現行型は2015年に登場した2代目で、初代アクアなどのコンパクトカープラットフォームをベースに誕生した。登場から6年が経過した2021年でも、販売台数は月平均5000台以上を記録するなど堅調な売れ行きを維持している。

価格(税込)は、ガソリンモデルが181万8500円~、ハイブリッドモデルが223万6500円~となる。

では実際に、購入検討者などは買うならフリード or シエンタどちらと考えているのか? MOTA(モータ)では公式Twitter上でアンケートを募集した。

アンケート測定期間:2021年9月24日(金)~9月25日(土)/測定方法:MOTA編集部公式Twitter

およそ6割近くがフリード推しの結果に

Twitterアンケートでは、全体の57.7%が「フリード」と答え、残りの42.3%が「シエンタ」という回答結果となった。

また、アンケートの他にもSNS上ではどのような意見が飛び交っているのか確認してみた。

まず、フリードを推す声としては、

「癖のないプレーンな外観デザインが好印象」

「内装の質感が上質」

「フリードの方が2列目の自由度が高い」

「見た目も室内の使い勝手もフリードの方が良かった」

といった声が見受けられた。

一方のシエンタを推す声としては、

「デザインに関しては、正直好き嫌いが分かれると思う。個人的には個性的なシエンタも嫌いじゃない」

「質感が気にならなければ、シエンタの方が安く手に入れられる」

「シエンタのハイブリッドは家庭用のコンセントが使えるのが魅力」

とする声が挙がっている。

やはり、デザイン面で癖のあるシエンタを敬遠する声は少なくなく、プレーンなフリードを推す声は多い。

また、デザイン面に次いで見られたのは、

「フリードの方が若干高い分、内装の質感などにコストがかかっている。シエンタは全体的にコストを抑えつつ、フリードに近いあのパッケージングを出してきている印象」

「シエンタに対し若干割高でも、内装の質感、シートアレンジ、走行性能など、総合的にフリードの方がリードしている」

など、フリードの方が内装の質感、2列目以降のシートの使い勝手が良いとする声も一定数見受けられた。

シエンタの改善要望の声が一定数で存在

フリード優勢とする声が多い中、要望点としては、

「フリードは3列目を畳むと2列目のリクライニングがあまりできなくなるのが残念」

といった声も挙がっている。

一方のシエンタでは、

「内装の質感をもっと上げてほしい」

「3列目の使い勝手がシエンタは劣る。あまり使い物にならない」

「シエンタの3列目の格納は面倒」

「シエンタは5人乗りでも4WD仕様を出してほしい」

など、やはり内装の質感、シートの使い勝手の向上を求める声や、フリードには設定のある5人乗り仕様での4WD設定を求める声などが見受けられた。

新型登場が噂される両車に注目が集まる

僅かの差でフリード推しの声が多い結果となったが、まもなくのフルモデルチェンジの噂も囁かれる両車だけに、新型への要望を挙げる声も多く挙がっている。

まず新型シエンタについては、

「シエンタはもう少し落ち着いたデザインを期待」

「新型シエンタではシートの使い勝手をもう少し改善してほしい」

「新型シエンタはアクアベース(バイポーラニッケル水素電池)の噂なので燃費にも期待が持てる」

と、やはり先述の現行モデルに対する不満点の改良を求める声が少なくない。その上で、新型シエンタでは先日登場したばかりの新型アクアがベースになるとの見方から、燃費面に期待を寄せる声も一定数で存在した。

一方の新型フリードに対しては、

「新型フリードでは変にデザインをいじってこないことを願う」

「ホンダはモデルチェンジで失敗しているイメージが強い。フリードは今のままを貫いてほしい」

とする声が挙がっている。現行型でもパッケージングの完成度は高いだけに、モデルチェンジで変に手を入れないでほしいというのがユーザーの印象の様だ。

コンパクトミニバンの注目銘柄だけに、次期型にも高い注目が集まっているフリードとシエンタ。今後、どんな展開が待っているのか? これからも新しい情報が入り次第、速やかにお届けする。

[筆者:望月 達也(MOTA編集部)]

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望月 達也(MOTA編集部)
筆者望月 達也(MOTA編集部)

1984年生まれ。埼玉県出身。週末はサッカーや自転車でツーリングなど体を動かすことが大好きな1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから10余年、乗り換えに悩むユーザーの目線に立ったコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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