三菱 グランディス 試乗レポート

  • 筆者: 竹岡 圭
  • カメラマン:原田淳
三菱 グランディス 試乗レポート
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グランディスにSUVテイストスを盛り込んだ --- グランディス スポーツギア

ミニバンの先駆者的存在と言っていい、1983年に誕生した初代シャリオから数えると4代目。グランディスの名が付いた、97年10月にリリースされたシャリオグランディスから数えると2代目に当たるのが、2003年5月デビューの現行グランディスだ。

先代の誕生当初は、時代を先取りしすぎたなどと囁かれたりしたものの、着実にミニバン界での地位を固め、モノの違いのわかるファンからの支持を得ているのが特徴である。

時代のニーズに応えるかのごとく、あっという間に拡張したミニバンカテゴリーの中では、Lクラス箱型ミニバンに相当。その中でもスイングドアタイプに分類される。

ミニバンの中でもスイングドアタイプと言えば、スタイリッシュなデザイン性と、背の低い魚型ミニバンまでとはいかないものの、乗用車になるべく近い走り味を特徴としているが、グランディスもその例に違わない。

そんなグランディスに、SUVテイストを盛り込んだのが、今度のスポーツギアというわけなのだ。

エアロ系外装周りを装着し、アウトドア色が高められている

「スポーツギア」の名の通り、専用グリルやスキッドプレート調バンパーガーニッシュ、ビルトインタイプのルーフレール、ホイールリップモール、サイドシル&ドアガーニッシュなどのエアロ系外装周りを装着し、アウトドア色が高められている。またそれに合わせてサイズ的にも、車高+15mm、全幅+40mm、トレッド+15mmと、SUVの安定感を持たせられ、タイヤも215/55R17のマッド&スノータイヤが履かせられているが、エレガントな印象が強かった流麗なグランディスのフォルムにもなかなか似合っている。

車高+15mmというと、悪路をガンガン行けるというまではいかないが、このちょっとの余裕が意外と効いてくるのだ。

インテリア面もブラック基調で、スポーティさを強調。レッドのハイコントラストメーターや、アルミペダルも気分を盛り立ててくれる。アルカンターラが採用されたシート生地のアタリ心地も、しなやかな感触だ。

乗り心地のよさはそのままに、よりしっかり感を伴った走りへ

グランディスの車高はオリジナルをゼロだとすると、-15mmがスポーツE、+15mmがスポーツギアといった具合になるのだが、このたった15mmは運動性能といった面では、かなりの違いとなる。元々重心高が高いミニバンだけに、かなり厳しさが要求されてくるのだ。

そこで今回のマイナーチェンジでは、スポーツギアだけでなく全車足回りの強化が図られている。まず、フロントサスペンションには、アッパーフレームとAピラーの間にエクステンションを装着。これはランサーエボリューションなどにも用いられている手法である。また、リアサスペンションは板厚アップが図られた。これにより、かなり応答性が向上し、誕生当初から持っていた車高の高さを感じさせない走行フィーリングは、乗り心地のよさはそのままに、よりしっかり感を伴ったものへと昇華している。

エンジンは出力は変わらずに、4つ星対応となり、環境に優しくなったのが嬉しいところだ。

3車3様のグレードを好みに合わせてチョイス

カッコもイイし、運動性能もイイ。今度のグランディスは言うことナシである。オリジナルのホンワカテイスト、高速でのフラット感が重視されたスポーツE、路面を問わずしっかり感が高まったスポーツギアと、3車3様のフィーリングの住み分けができているので、好みに合わせてチョイスもしやすい。

また、ユーティリティ面での便利装備が装着されたのも見逃せないところだ。その代表選手が、コルトプラスで好評だったエレクトリックテールゲートの採用。リアゲートが大きいミニバンだけに、この恩恵は高いものがある。さらに、いわゆるフリーキーシステムや、ディスチャージ式ヘッドライトの光軸自動調整機構、クルーズコントロールが標準装備されるなど、上質感をウリにしたグランディスらしい装備が盛り込まれているのもお得感を感じさせるポイントだ。

運動性能とおもてなし性能、どちらも上手い設定で進化したと言っていいだろう。

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竹岡 圭
筆者竹岡 圭

OLを経て、自動車専門誌を皮切りに、モータージャーナリスト活動を開始。国内外のレース、ラリーなど自らモータースポーツ活動に関わりながら、海外のモーターショーを精力的に回るなど、なにごとにも積極的に取り組んできた結果、近年は一般誌、女性誌、Web媒体、新聞、TV、ラジオなど、その活動はとても多彩なジャンルに広がっている。記事一覧を見る

監修トクダ トオル (MOTA編集長)

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