【試乗】BMW NEW MINI[新型 ミニ・2014年デビュー] 国内初試乗レポート/国沢光宏(2/3)

  • 筆者: 国沢 光宏
  • カメラマン:島村栄二・和田清志
【試乗】BMW NEW MINI[新型 ミニ・2014年デビュー] 国内初試乗レポート/国沢光宏
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趣味のためのクルマとしてはちと物足りない「官能性」

BMW 新型 ミニ(F56) "ミニ クーパー"[6速AT・オプション装着車/ボディカラー:ブレイジング・レッド]

新型『ミニ クーパー』に搭載されているBMW新開発の3気筒1.5リッターターボ(136ps/220N・m)は、イヤな振動こそないものの、軽自動車と同じ3気筒特有のビートを出し、エンジンフィールだってモッサリしてます。試乗コースが箱根の山道のみという条件を差し引いても、絶対的なパワーは期待値を下回った。

BMW 新型 ミニ(F56) "ミニ クーパー S"[6速MT・オプション装着車/ボディカラー:サンダー・グレー]

いっぽう、パワフルな『ミニ クーパーS』の2リッター4気筒ターボ(192ps/280N・m)を6速マニュアルミッションで試すと、これまた高回転域まで引っ張ってもトルク感無く回っているだけ。

実用車のエンジンとしてなら「いいですね!」ながら、趣味のクルマとして考えたら物足りない。官能的じゃありません。

】BMW NEW MINI[新型 ミニ・2014年デビュー] 国内初試乗レポート/国沢光宏

もっと「う~ん!」だったのが「ダイナミック・ダンパー・コントロール」という2段階切り替えサスペンション。

『スポーツ』を選ぶと極端に強い減衰力に切り替わる。されど同じスプリングのため、どちらもバランス良くない。スポーツだとピョコピョコし『MID』だとドタバタ気味。ここまで減衰力を換えたらバネも変えたいところ。そいつは無理なので真ん中くらいに合わせたんだと思う。

今回はダイナミック・ダンパー・コントロール無しのクルマに乗れなかったけれど、買うなら「無し」を考えてもいいんじゃなかろうか。試乗してないから解りませんけど。

[次ページへ続く]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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