マツダ アクセラ 試乗レポート／藤島知子 編(4/4)
- 筆者： 藤島 知子
- カメラマン：原田淳
強烈な加速と、意外にも乗り心地の良いマツダスピードアクセラ
エコ的視点では1.5L×CVT、2.0Lのi-stop仕様も魅力的だが、さらに磨きが掛かった走りを満喫したい人には最上級グレードのマツダスピード アクセラがオススメだ。
専用エアロや18インチホイールなど、スポーツ志向を際立たせたスタイリングが走り好きの気分を盛り上げてくれる。
インテリアに採用された電動式のハーフレザーシートは奥行き感のあるドット柄のグラデーションと赤いステッチが採用されていて、遊び心すら感じさせる。
2.3Lの直噴ターボエンジンは、アクセルを大きく踏み込むとパワースライドを起こしそうなほど鋭い加速をみせる。とはいえ、6MTはリズムよく刻んでいけるため、出足から軽快に走らせるには十分に扱いやすい。
また、リヤサスの取り付け部やトンネルメンバーの大型化で、動的な剛性がいっそう高められた。
低速で手応えを感じさせたステアリングやクラッチペダルの操作感は、速度がのるほどに扱いやすさが増していき、コーナリングではしなやかに路面を這っていく感覚だ。
イメージ通りのロール感が得られることもあって、全グレードで最も乗り心地が良いと感じたのは意外にもマツダスピード アクセラだった。
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通称「藤トモ」。スーパー耐久のレースクイーンを経験後、軽自動車レースに参戦したことがきっかけで様々なレースに参戦。レースで培った技術と女性ならではの視点が魅力の女性モータージャーナリスト。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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