レクサス新型RX(4代目)速攻試乗!レクサスの売れっ子SUVがFMCで居住性アップ(1/2)
- 筆者: 九島 辰也
- カメラマン:レクサス インターナショナル
居住性アップを図って全長を+120mm
今回、居住性アップを図って延長されたホイールベースと、それにともなって長くなった全長が、NXよりも伸びやかなフォルムを描く。きっと新型RXは、コンパクトクラスのNXが誕生したことで、よりサイズアップが容易にできたのだろう。
一応、記しておくと全長は4890mm。従来型+120mmだ。場所が場所だけに今回の試乗では大きさを苦に感じなかったが、もしかしたら日本だと3代目との差が気になるかもしれない。まぁ、そこは国内試乗できっちり試したいと思う。
この他の外観上の特徴はリアピラーのデザイン。ここに新型RXらしさが垣間みられる。ブラックアウトされた部分は小窓になっていて、外からはわからないがリアに座り顔を横に向けるとちょうど外が見える。これはなかなかいいアイデアだ。
それと個人的に気に入ったのは「LEDシーケンシャルターンシグナル」と呼ばれるリアコンビネーションランプのウィンカーの点灯方式。外側へ流れるように三段階で点くウィンカーだ。これまで日本の道交法では認められていなかったが、ようやく日本での認可がおり、かっこよく点灯することとなった。
ダウンサイジング化したパワートレイン
パワートレインのラインナップは2リッター直4ターボと、3.5リッターV6をベースにしたハイブリッドとなる。グレード名は200tと450h。
つまり、従来の2.7リッター直4と3.5リッターV6の自然吸気ユニットはカタログから落ちた。これは言うなればダウンサイジング化である。ハイブリッドはともかく、それ以外のガソリンエンジンを2リッター直4ターボでカバーしようという訳だ。
ちなみに、このユニットの最高出力は238ps。従来の2.7リッターが188ps、NAの3.5リッターが280psだからちょうど中間に位置する。その他のトピックスは、セーフティシステムあたりだろうか。単眼カメラとミリ波レーダーがモニタリングし、クルマを安全に走らせる。ここでは詳細を省くが、国内専用ITSコネクトもはじまるようだ。
この記事にコメントする