トヨタ ハリアーのリセール率は3年落ち77.0%|損しないグレード・カラー・駆動方式の選び方を解説

  • 筆者: MOTA編集部
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トヨタ ハリアー(現行80系)のような高価格帯のクルマだからこそ、購入前に「数年後にいくらで売れるか(リセール)」を把握しておくことが大切です。

そこで本記事では、月間申込数11万件(2026年9月実績)の実績を持つ「MOTA車買取」の独自データをもとに、3〜6年落ちのリセール率をグレード・駆動方式・ボディカラー別に徹底分析しました。

「上位グレードやE-Four(4WD)の価格差は査定額に残るのか?」「損しない仕様はどれか?」がひと目で分かります。ガソリン車やPHEV(プラグインハイブリッド車)のリセール率もまとめていますので、購入前の参考にしてください。

目次[開く][閉じる]
  1. ハリアー(80系)ハイブリッド車の3〜6年落ちのリセール率と平均査定額
  2. グレード別のリセール率と平均査定額
  3. 駆動方式別のリセール率と平均査定額|E-Four(4WD)のリセール率は3年落ちで2WDより3.6ポイント低い
  4. ボディカラー別のリセール率と平均査定額|ブラック系とホワイト系のリセール率の差は1ポイント未満
  5. ガソリン車・PHEVのリセール率と平均査定額(中古車のみ)
  6. まとめ
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ハリアー(80系)ハイブリッド車の3〜6年落ちのリセール率と平均査定額

調査概要

対象車種

トヨタ ハリアー(80系)

条件

修復歴なし/走行距離は1年あたり1万km以内/型式で仕様を判別できた車両のみ

集計期間

査定日2025年10月1日〜2026年9月30日(12か月)

集計時点

2026年10月

ソース

MOTA独自の査定実績データ

リセール率の定義

査定価格 ÷ 新車価格(税込)× 100

リセール率の算出方法

各車両の年式に対応した正確な新車価格(車両本体価格)と実際の査定額をもとに、1台ずつ個別にリセール率を算出し、その平均値を掲載。新車価格にメーカーオプション・ディーラーオプションは含みません。査定額が相場から著しく外れたデータは集計から除外しています

3〜6年落ちのリセール率と平均査定額の一覧

3〜6年落ちリセール率平均査定額

3年落ち

77.0%

360.8万円

4年落ち

72.6%

332.3万円

5年落ち

68.2%

316.7万円

6年落ち

63.0%

289.0万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車(2WD・E-Four合算)。特別仕様車Z“Leather Package・Night Shade”・Z“Night Shade”は含まない/年落ちは査定した年−年式。3年落ちは2023年式、4年落ちは2021年式で集計(年の途中で新車価格が変わった2022年式は除外)

競合SUVとの比較|ハリアーのハイブリッド車は3年落ちで77.0%

ハリアーが2026年8月3日の一部改良以降に新車で選べるパワーユニットは、ハイブリッドのみです。

そのハリアーのハイブリッド車のリセール率(新車価格に対する査定額の割合)を、同じ3年落ちの競合SUVのハイブリッド車と比べました。

ハリアーの77.0%は、日産 エクストレイル(71.3%)を上回る一方、トヨタ RAV4(87.1%)とレクサス NX(82.8%)を下回ります。

リセール率の数値だけを最優先するなら、RAV4やNXも比較候補になります。一方でハリアーは、グレードによるリセール率の差が小さく、上位グレードや特別仕様車で高くなる新車価格も査定額に残りやすいのが強みです。

3年落ち・ハイブリッド車リセール率

トヨタ RAV4

87.1%

レクサス NX

82.8%

トヨタ ハリアー

77.0%

日産 エクストレイル

71.3%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:3年落ち(2023年式)・3万km以内・ハイブリッド車。集計期間・条件はハリアーと同じ。世代とパワーユニットは型式で判別し、型式とグレード名が一致した車両のみを集計(RAV4はPHEVを除くハイブリッド車、NXは350h、エクストレイルはe-POWER)。NXは2023年3月2日、エクストレイルは2023年4月10日に価格が改定されており、改定前に購入された車両はリセール率が低めに出る。改定前の価格で計算し直しても、ハリアーとの大小は変わらない

グレード別のリセール率と平均査定額

グレード別の比較|「G」「Z」「Z“Leather Package”」の差は3年落ちで1.7ポイント

ハイブリッド車の3グレードを2WD(前輪駆動)同士で比べると、「Z“Leather Package”(Zレザーパッケージ)」の3年落ちは78.5%で、「G」の76.8%を上回りました。5年落ちでも、3グレードの差は0.6ポイントです。

2WD同士で比べると、グレードによるリセール率の差はあまりないという結果になりました。

グレード3年落ち5年落ち

G

76.8%(316.5万円)

68.4%(273.6万円)

G“Leather Package”

対象なし

66.8%※(287.4万円)

Z

76.9%(355.7万円)

68.4%(309.4万円)

Z“Leather Package”

78.5%(386.9万円)

69.0%(332.3万円)

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車・2WD/セルはリセール率(平均査定額)/※は集計対象が少ないため参考値。G“Leather Package”は2026年8月時点で設定なし

上位グレードとの価格差|3年落ちの査定額にも大半が反映される

2WDの3年落ちで比べると、「G」と「Z」は、新車価格の差が50.9万円、平均査定額の差が39.2万円でした。「Z」と「Z“Leather Package”」は、新車価格の差が30.0万円、平均査定額の差が31.2万円。

3年落ちで手放すなら、「Z“Leather Package”」の本革シートなど、欲しい装備に合わせて上位グレードを選んでも、大きく損をする心配は小さいといえます。

比較新車価格の差平均査定額の差

G → Z

50.9万円

39.2万円

Z → Z“Leather Package”

30.0万円

31.2万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車・2WD・3年落ち(2023年式)。新車価格(税込)G 411.9万円・Z 462.8万円・Z“Leather Package” 492.8万円

特別仕様車「Z“Leather Package・Night Shade”」のリセール率|1年落ちで87.3%

2025年6月11日に発売された特別仕様車「Z“Leather Package・Night Shade”(Zレザーパッケージ・ナイトシェード)」は、発売からの期間が短く3年落ちの車両がないため、1年落ち(2025年式)の査定データで集計しました。

特別仕様車リセール率平均査定額

Z“Leather Package・Night Shade”

87.3%

456.6万円

Z“Night Shade”

91.8%※

452.9万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:1年落ち(2025年式)・1万km以内。2WDとE-Fourを合算/※は集計対象が少ないため参考値

ベース車の「Z“Leather Package”」(2025年式・2WD)との新車価格の差は、2025年6月の改良後の価格で10.0万円、改良前の価格で26.3万円です。1年落ちの平均査定額の差は23.2万円で、改良後の価格差を大きく上回り、改良前の価格差とも同じくらいです。

ナイトシェードで高くなる分は、1年落ちの査定額にほぼ残る傾向があります。

比較(2025年式・2WD)新車価格の差平均査定額の差

Z“Leather Package” → Z“Leather Package・Night Shade”

10.0万円

23.2万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:1年落ち(2025年式)・1万km以内・2WD。平均査定額はZ“Leather Package・Night Shade” 454.6万円、Z“Leather Package” 431.4万円/新車価格(税込)519.1万円・509.1万円(2025年6月の改良後)。ベース車の2025年式には改良前(新車価格492.8万円)の車両も含まれ、改良前の価格との差は26.3万円

ハリアーを購入する前にやっておきたいこと

グレード選びの目安がついたら、いまお乗りの愛車の価値も確かめておきましょう。査定額が分かれば、次に買うクルマの予算計画もグッと立てやすくなります。「MOTA車買取」なら、愛車の情報を入力するだけで、最短3時間後に最大20社の概算査定額が分かります。

従来の一括査定のような大量の電話ラッシュはなく、やり取りするのは高額査定を出した上位最大3社のみ。概算額を確認してから実際に査定へ進むかを選べるうえ、利用料やキャンセル料もかかりません。まずは愛車の今の価値を確かめるところから始めてみてください。

トヨタ/ハリアー
トヨタ ハリアーカタログを見る
新車価格:
439.7万円~556.2万円
中古価格:
90万円~668万円

※最大20社の結果開示と同時に、上位3社よりご連絡が入ります。/※上位3社は入札額により自動で決まります。4位以下の買取店を追加することはできますが、上位3社を除外することはできません。/※車種やお住まいのエリアによって、査定に参加する買取店が3社未満になる場合や、対象外となる場合があります。/※WEBで開示される金額は概算です。実車査定の結果によって金額が変わることがあります。

駆動方式別のリセール率と平均査定額|E-Four(4WD)のリセール率は3年落ちで2WDより3.6ポイント低い

ハイブリッド車のE-Four(電気式4WD)は、3年落ちのリセール率が74.0%で、2WDの77.6%を下回ります。5年落ちでは、差は0.9ポイントです。

平均査定額はE-Fourのほうが高いものの、新車価格の差ほどは開きません。同じ「Z“Leather Package”」の3年落ちで比べると、E-Fourは新車価格が2WDより22.0万円高い一方、平均査定額の差は4.3万円にとどまるため、リセール率では2WDが有利になります。

3年落ちで手放すなら売却時のコスパを重視して2WD、雪道などの走行性能を重視するならE-Four、という選び方が合っています。

駆動方式3年落ち5年落ち

2WD

77.6%(359.0万円)

68.5%(314.5万円)

E-Four

74.0%(364.5万円)

67.6%(327.7万円)

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車(全グレード合算)/セルはリセール率(平均査定額)/Z“Leather Package”だけで比べても、3年落ちでE-Fourが2.5ポイント低い

比較(Z“Leather Package”・3年落ち)新車価格の差平均査定額の差

2WD → E-Four

22.0万円

4.3万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車・Z“Leather Package”・3年落ち(2023年式)。平均査定額はE-Four 391.2万円、2WD 386.9万円/新車価格(税込)514.8万円・492.8万円

ボディカラー別のリセール率と平均査定額|ブラック系とホワイト系のリセール率の差は1ポイント未満

ハリアーのハイブリッド車は、3年落ちの査定実績のほとんどがブラック系かホワイト系で、ほかの色は比べられるだけの数がありません。現行モデルのボディカラーも、ブラック系2色とホワイト系1色の3色です(2026年8月時点)。

この2系統で比べると、3年落ちではブラック系が0.9ポイント、5年落ちではパール系を含むホワイト系が0.6ポイント上回っていて、どちらが有利ともいえません。

黒か白かで迷っているなら、好みで選んでかまいません。

ボディカラー3年落ち5年落ち

ブラック系

77.5%(360.4万円)

68.4%(319.3万円)

ホワイト系

76.6%(361.6万円)

69.0%(319.6万円)

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ハイブリッド車(全グレード合算)/セルはリセール率(平均査定額)/色は査定データの区分で集計。ホワイト系はパール系を含む

グレードや駆動方式の目安が決まったら、いまお乗りのクルマの査定額も確かめておきましょう。

ガソリン車・PHEVのリセール率と平均査定額(中古車のみ)

2026年8月3日の一部改良後、新車で選べるのはハイブリッド車だけです。ガソリン車とPHEVは、中古車で探すことになります。

ガソリン車とハイブリッド車の比較|同じグレードならガソリン車が3年落ちで最大10.0ポイント高く、5年落ちでも上回る

同じグレードの2WD同士で比べると、ガソリン車のリセール率はハイブリッド車より3年落ちで5.7〜10.0ポイント高くなります。5年落ちでも、ガソリン車が3.8〜7.7ポイント上回ります。

新車価格はハイブリッド車のほうが59.0万円高くなりますが、3年落ちの平均査定額の差は10.1〜21.7万円にとどまります。ハイブリッド車で高くなる新車価格の分は、売るときの査定額にあまり反映されません。

ただし、この比較には燃料代を含めていません。新車で選べるのはハイブリッド車だけなので、走行距離が多い人ほど、燃費のよさで燃料代を抑えられることも含めて、車両価格と売却額、燃料代のトータルコストで判断するのがおすすめです。

グレード(3年落ち)ガソリン車ハイブリッド車

G

86.8%

76.8%

Z

85.0%

76.9%

Z“Leather Package”

84.2%

78.5%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:3年落ち・2WD同士で比較/リセール率/新車価格(税込・2WD・2023年式)ガソリン車 G 352.9万円・Z 403.8万円・Z“Leather Package” 433.8万円、ハイブリッド車はそれぞれ59.0万円高い/燃料代は集計に含めていない

グレード(5年落ち)ガソリン車ハイブリッド車

G

76.1%

68.4%

Z

72.3%

68.4%

Z“Leather Package”

72.8%

69.0%

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:5年落ち・2WD同士で比較/リセール率/燃料代は集計に含めていない

ガソリン車のグレード別の比較|「G」が3年落ちで86.8%と最も高い

2WD同士で比べると、ガソリン車の「G」は3年落ちで86.8%と、次に高い「Z」(85.0%)を上回ります。5年落ちでも「G」が76.1%で最も高くなっています。

グレード3年落ち5年落ち

S

77.2%※(241.3万円)

74.8%(223.6万円)

G

86.8%(306.4万円)

76.1%(259.3万円)

G“Leather Package”

対象なし

70.7%(262.4万円)

Z

85.0%(343.1万円)

72.3%(284.3万円)

Z“Leather Package”

84.2%(365.2万円)

72.8%(308.0万円)

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ガソリン車・2WD/セルはリセール率(平均査定額)/※は集計対象が少ないため参考値

ガソリン車の駆動方式比較|4WDは3年落ちで2WDより5.5ポイント低い

ガソリン車の4WDは、3年落ちのリセール率が79.5%で、2WDの85.0%を下回ります。5年落ちでは、差は3.9ポイントです。

駆動方式3年落ち5年落ち

2WD

85.0%(330.1万円)

73.3%(280.2万円)

4WD

79.5%(326.8万円)

69.4%(277.0万円)

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:ガソリン車(全グレード合算)/セルはリセール率(平均査定額)

PHEVのリセール率|3年落ちで61.5%

3年落ちのPHEVのグレードは「Z」(E-Four)のみで、リセール率は61.5%です。同じ「Z」のハイブリッド車(2WD・E-Four合算で76.3%)より10ポイント以上低い水準です。

PHEVは、ハイブリッド車より新車価格に対する値落ちが大きい結果でした。中古で選ぶ場合も、手放すときの査定額は低めになりやすいことを前提に、保有期間を考えて選ぶのがおすすめです。

パワーユニットリセール率平均査定額

PHEV(Z・E-Four)

61.5%

381.3万円

ハイブリッド車(Z・2WDとE-Fourの合算)

76.3%

354.8万円

出典:MOTA車買取 査定実績データ/対象:3年落ち(2023年式)。ハイブリッド車のZは2WDとE-Fourの合算(E-Four比率11.0%。Z・E-Fourだけでは集計対象が足りないため)

まとめ

1
どのグレードもリセール率は同じくらい
ハイブリッド車(2WD)の「G」「Z」「Z“Leather Package”」は、3年落ちのリセール率の差がわずか1.7ポイントと、どのグレードを選んでも大きな差はありません。新車購入時の価格差も、3年落ちの査定額に大半が残るため、グレードによる損得を気にせず、欲しい装備や予算に合わせて安心して選べます。
2
E-Four(4WD)は売却時のコスパより「走行性能」重視の人向け
E-Fourは購入時の価格差が査定額に残りづらく、3年落ちのリセール率は2WDより3.6ポイント低くなります。リセールを重視するなら2WD、雪道など滑りやすい路面での安心感を求めるならE-Fourという基準で選ぶのがおすすめです。
3
ブラック系とホワイト系は好みで選んでよい
ハイブリッド車のブラック系とホワイト系は、3年落ち・5年落ちともリセール率の差が1ポイント未満です。
4
ガソリン車はリセール率が高いが、新車派はトータルコストで判断を
リセール率はガソリン車が上回りますが、現在新車で注文できるのはハイブリッド車のみです。新車で買うなら、売却額の差だけでなく、日々の燃料代の節約分も含めたトータルコストで損得を判断しましょう。

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