ホンダがS660に800ccエンジンを搭載した「S800」を欧州に投入か
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:茂呂幸正/オートックワン編集部
海外から「!」な情報が入ってきた。「ホンダが欧州市場に800ccエンジン搭載のS660を投入することを決めた」とか。この件、十分可能性はある。以下、考察してみたい。
まず生産ライン。ホンダも現在の好調な販売状況が続くとは思っていない。ビートの時もデビュー直後注文殺到するも、1年後に落ち着いてしまった。その後、次期型を計画出来ないほどの販売台数に低迷してしまう。
S660を開発する際も国内市場だけでは生産ラインを維持できないと考えたようだ。そこで輸出も視野に入れ、車両開発をしたのだろう。 現に海外からもS660を販売したいという声が多いそうな。
といってもアメリカ市場は衝突安全性など多くの点で大幅な構造変更が必要になる。売るとすれば欧州市場しかない。
ただ軽自動車ワクに合わせて作られたS660だと「欧州で販売しようとすれば性能面で物足りないと思います」(S660開発関係者)。
いずれにしろ車体関係は欧州仕様であっても、いともたやすく作れるようになっていると考えていい。今になって思えば、最初から想定していたのだろう。
問題は搭載するエンジンである。その情報では800ccだという。
S660がデビューする前は「3気筒1000cc仕様がある」と言われていた。この件に関して聞いてみたら「今より大きいサイズのエンジンは搭載できません」と。物理的に今のエンジンがギリギリというのだ。
ということは660ccエンジンをベースにすれば排気量アップも可能だと言うことになる。
800cc/100馬力なら何とかなる?
ということで車体側は当初から800cc程度のエンジンを搭載するワイドボディを作れるようになっていたのだった。
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