好調日産ノートに続けるか、ホンダが今夏にもフィット大幅改良で反撃の狼煙を上げる(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
リコール問題で失落した“フィット”ブランド
ホンダ フィットの販売台数の落ち込みが続いている。フィットというクルマ、初代と2代目はモデル末期まで順調な販売台数をキープしていた。特別仕様車でテコ入れしたり、値引きを拡大したりして上手なビジネスを続けいたと思う。
そのバックボーンには「フィット」という素晴らしいブランドがあったからだ。
けれど3代目となる現行モデルは最初から躓いてしまった。厳しかったのがフィットハイブリッド。立て続けにリコールを出し、国交省から「いい加減にして欲しい」と厳重注意されたほど。
失敗の原因はシェフラー社から買っていたツインクラッチのミッションである。対策のレスポンスが全く悪く、ホンダは被害者だった。
何しろミッションが事実上ブラックボックス化されており、ホンダ独自での改良を許してくれないそうな。加えて「対応できた」と送られてくるミッションにまた不具合が出るという結果になってしまっていた。
そのリコール問題のせいでハイブリッドではない普通のフィットの評判まで足を引っ張り、フィットブランドの低下を招き、いわゆる負の連鎖状態に。
大幅テコ入れで悪い流れを断ち切れるか
この流れを何とか断ち切りたいということなんだろう。7月に大規模かつ気合いの入ったマイナーチェンジを行うという。
ハイブリッドモデルでトラブルの原因になったツインクラッチを新世代にバージョンアップ。その上で評価が分かれていたフロントの意匠も大幅に変える模様。
ツインクラッチと共に大きなマイナス点だった気休め程度の性能しか持っていない自動ブレーキ(停止車両に対し自動停止する速度は10~25km/h程度。31km/h以上では可動すらしない)も、標準より少し下の性能を確保出来ているホンダセンシングにグレードアップされるらしい。
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