ボルボの最新ディーゼルを乗り比べ! ボルボ V40クロスカントリー/V60 D4 試乗レポート(3/5)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:阿部昌也
V40と比べれば、確実にひとクラス上を実感させる乗り味と静粛性
V40クロスカントリーと印象が違ったのは、ディーゼル特有のエンジンノイズだ。V60はひとつ上のセグメントに位置する上級シリーズのためか、音量、音質ともにマイルドに感じる。リラックスできる乗り味に仕上げた。
乗り心地はV40クロスカントリーと同様に少し硬い。タイヤのサイズは17インチ・215/50R17タイヤ(※注記:撮影車両のV60 R-DESIGNは18インチ・235/40R18タイヤ)を装着し、V40クロスカントリーに比べて若干細い。銘柄はミシュラン プライマシー3であった。指定空気圧は前後輪ともに240kPaだ。硬めながら重厚感も伴い、ミドルサイズのワゴンらしい印象だ。
ただしわずかにハンドルを切った時の反応は、V40クロスカントリーの方が正確。機敏な操舵感と走行安定性の両立を目指す方向性は両車とも似ているが、設計が新しいV40クロスカントリーの方が緻密に仕上がっている。
[パッケージングにみる、V40とV60の違い・・・次ページへ続く]
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