Tesla初のSUV「テスラ モデルX」国内初試乗 ~この爽快な走り、ひとりで愉しむのはもったいない!~(1/6)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:島村栄二・テスラモーターズジャパン
最新E-SUVを日本の公道で初試乗
斬新な跳ね上げ式「ファルコンウイングドア」が目をひく「テスラ モデルX」。
>>[画像100枚超]E-SUV「テスラ モデルX」フォトギャラリー
待望の日本デビューを果たしたばかりの最新EV(電気自動車)を、いち早く日本の道で乗ってみた第一印象とは。テスラ初のE-SUV「モデルX」の試乗インプレッションについて、モータージャーナリストの飯田裕子さんが速報でレポートします。
その開閉には左右30cmのスペースさえあればいい
そもそも後席2列分の乗り降りを賄う両サイドのドアが、大きく上下に開閉する姿をSUVで見るのは初めてではないかしら?
“ガルウイング”、“シザーズ”、“インセント”etc・・・
以前からその多くがスポーツカーに採用されてきたこのタイプの開閉スタイルを、電気自動車であるテスラのモデルXでは「ファルコンウイングドア」と呼ぶ。手元の計測ではこのドアが開くのに約10秒、閉まるのに8秒+αであったけれど、状況に応じて速度調整も可能。
しかも左右30センチほどのスペースがあれば開閉出来るのだ。人間で例えるなら、ドアには肩と肘の関節みたいに2つヒンジが設けられているため、狭いスペースでの開閉を可能にしている。また万一に備え、モデルXのドア開閉のために3つのセンサーが追加され、障害物を感知できるようにしている。
>>E-SUV「テスラ モデルX」フォトギャラリー[撮りおろし画像100枚超]
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