Tesla初のSUV「テスラ モデルX」国内初試乗 ~この爽快な走り、ひとりで愉しむのはもったいない!~(4/6)

  • 筆者: 飯田 裕子
  • カメラマン:島村栄二・テスラモーターズジャパン
Tesla初のSUV「テスラ モデルX」国内初試乗 ~この爽快な走り、ひとりで愉しむのはもったいない!~
Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子 画像ギャラリーはこちら

運転席ドアは近付くだけで自動で開閉してくれる!

Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子

クルマのかたちをしたキーを持ってモデルXに近づくと、運転席のドアが自動で開き、モデルXのシートへ迎え入れてくれた。そしてブレーキペダルを踏めばドアは閉まる。もちろん手動のセットも可能だ。

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細かなスイッチ類を配置するかわりに、17インチの大きなタッチスクリーンをダッシュボードのセンターに置かれた内装の雰囲気はモデルSと同様ながら、目線を前方に向ければ、モデルXにしかない視界が広がる。UVカットも徹底されたフロントウインドウの上端が私の頭上の上にまで広がっているのだ。

とりわけドライビングポジションが比較的前方な私にとっては、フロントウインドウとサンルーフが合わさったような感覚になる。

シートポジションと言えば、ドライバーがシート調整を行う際、後方にシートスライドを移動させると、同時にヘッドレストも上がるしくみになっていた。これはとても気の利いた安全機能だと思う。

テスラ独特の低重心、そして異次元の走りを全身で味わう

Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子Tesla初のSUVモデル「テスラ モデルX」国内初試乗レポート/飯田裕子

そしてステアリング右脇に延びるシフトレバーを“D”にセットすれば走行スタート。わずかなインバーター音をさせるだけで、モデルXはきわめて静かに走り出す。

確実に路面を捉え進む感覚が、バッテリーを床下に敷く低重心のボディのドッシリした安定感とともに伝わってくる。アクセルを踏めば踏んだだけ、間髪入れずに加速の強さ、加速の速さで応えてくれる動力性能は、他では味わえない異次元の感覚だ。

アクセルと言えば、例えばアクセルを緩めただけで、強い回生ブレーキが利くテスラは、その感覚も含めてテスラらしさとも言えるけれど、ワイパーやライトのほか走行モードの多くを選べる例の大型センターパネルでは、もちろん回生の強弱を選ぶこともできる。

ちなみにフラットな道路が続く一般道や市街地では回生”弱“が私の好み。その分、エネルギー回生は減るけれど、一度の満充電では最大で467kmもの走行が可能であり、このときもバッテリー残量は7割、走行可能距離は約300kmと表示されていたので、気を良くして自分の快適なドライブモードを選択していた。

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飯田 裕子
筆者飯田 裕子

OL時代に始めたレース活動をきっかけに、クルマへの興味/関心を深め、フリーの自動車ジャーナリストに転身。自動車雑誌への執筆や自動車系TV番組出演などから、活動の場を広げ、現在では女性誌および一般誌、新聞、Web、ラジオ番組でのパーソナリティ、TV、トークショーと活躍の場は幅広い。ドライビングインストラクターとしてのキャリアも長く、自動車メーカーをはじめ、一般企業、保険会社、警視庁などが主催するスクールでの指導にも定評あり。記事一覧を見る

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