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デザイナーズルーム 2014/8/22 17:24

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗(5/8)

関連: スバル レヴォーグ Text: 森口 将之 Photo: オートックワン編集部・SUBARU
【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗

スバルのこだわりが濃密に現れたリア周りの造形

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗

AO:リアクオーターウィンドーの形状はどのように考えられたのですか。

G:リアクォーターウインドーは後方視界にこだわり、サイドビュー、ブリスターフェンダーとのバランスを吟味してこの造形としました。4代目までのレガシィのように、サイドとリアのウインドーをつなげる考えもあったんですが、ルーフを下げているのでつながりが悪いし、「25年目のモデルチェンジ」で過去に戻っていいのか?という議論が出て、現在のスタイリングになりました。

コンセプトカー「アドバンスツアラーコンセプト」[2011年東京モーターショー出展]コンセプトカー「アドバンスツアラーコンセプト」[2011年東京モーターショー出展]

AO:ブリスターフェンダーは、とくにリアドア部分のプレスが大変そうですね。

G:はい、ドアオープナー周辺は工夫しました。最初はアーチに沿って張り出したフェンダーもアイデアとして考えましたが、2011年の東京モーターショーに出したコンセプトカー、アドバンスド・ツアラー・コンセプトの評価が高かったので、これの考え方やモチーフを採り入れました。

最初はコンセプトカーのように高い位置でのキャラクターラインを考えたんですが、ドアハンドルのプレス成立性が難しく、試行錯誤の結果この造形としました。リアだけでなく、フロントフェンダーとサイドのキャラクターラインのバランス、ラインの収束のさせ方も苦心しました。

スポーツカーとワゴンユーティリティの融合

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗

AO:リアのデザインについてはどうですか。スバルらしいと感じていますが。

G:“スポーツカーとワゴンユーティリティの融合”、というコンセプトを最大限に表現しているのがリア周りです。実用性や視界を重視すると、スバルの思想と相まって自ずとスバルらしくなっていくのだと思います。

個人的にも、斜め後方からの眺めが最もレヴォーグらしさを表していると感じています。コの字型リヤコンビランプはヘッドランプと同様のシグネチャー表現として、他のスバル車から考え方や見せ方を踏襲しました。

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リアコンビランプの張り出しは、見た目の立体感や荷室の容量確保という目的以外に、空力的な効果も狙っています。

リアウインドーは単純に寝かせると荷室が狭くなってしまうので、上端はそのままに、下端を後方に引っ張りました。ゴルフバッグやラージサイズのスーツケースが4個載せられるのが絶対条件でしたから。また、下端を後方に引っ張ったことで、非常にダイナミックで見応えのあるリア周りが実現出来ました。

[次ページへ続く]

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