autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート ロールスロイス ファントム シリーズII 海外試乗レポート/川端由美

試乗レポート 2012/7/3 17:53

ロールスロイス ファントム シリーズII 海外試乗レポート/川端由美(1/3)

ロールスロイス ファントム シリーズII 海外試乗レポート/川端由美

量産先行車にいちはやく(しかも伊⇒英で)独占試乗!

ロールスロイス 新型「ファントム」シリーズII 「ファントム ドロップヘッド クーペ」[北イタリア・コモ湖畔 ヴィラ・デステ]ロールスロイス 新型「ファントム」シリーズIIと、筆者の川端由美さん

北イタリア・コモ湖の畔にあるヴィラ・デステから、南イングランドにあるロールス・ロイスの本社までの約1300kmを、「ロールスロイス ファントム シリーズII」で走らないか?と誘われたとき、一も二もなく快諾した。

なにしろ、この春のジュネーブ・ショーで発表されたばかりの新型車である。上顧客向けの内覧会のために製作されたプリプロダクション・モデルの、クーペが2台、サルーンが2台。それぞれにドライバーが1人ずつ。いずれも、量産前のプリプロダクション・モデルである。

アルプスからの雪解け水をたたえたコモ湖の畔に、威風堂々とした姿が映える。近くにジョージ・クルーニーの邸宅もあるという、「超」が付く高級リゾート地である。ロールスロイスの最上級モデルでのグランド・ツアーのスタートに、これほど適した場所はない。

シリーズIIではバンパー周りのデザインがさりげなく変化

ロールスロイス 新型「ファントム」シリーズII 運転席・インパネ周りロールスロイス 新型「ファントム」シリーズII 「ファントム クーペ」フロントグリル&ヘッドランプ

新型「ファントム」シリーズII、外観上はバンパーの形状が変更されて、LEDヘッドライトに特徴的な開口部が与えられた。

保守的な変化ではあるが、デザイナーのイアン・キャメロンいわく「親しみのあるテーマに、少し異なる角度から光をあてて見るようなもの」だという。

厚みのあるドアを開けて、滑らかな革がふんだんに奢られた室内空間を眺める。眺めるだけではなく触れてみたくなり、張りのある革が張られたシートに触れれば、腰をかけてみたくなる。

今さら改めて言葉にするのもはばかられるが、室内は相変わらず「走るリビングルーム」とでもいうべき豪華な空間だ。

6.7リッター V12の走りは、夢見心地な空飛ぶ絨毯

ロールスロイス 新型「ファントム」シリーズII 試乗15ロールスロイス 新型「ファントム」シリーズII 「ファントム クーペ」

アクセルにのせた右足に力を入れると、スーッと滑らかに走りだす。フロントに搭載される6.7リッター V12ユニットは460ps/720Nmもの大出力を生み出す一方で、最大トルクの3/4をわずか1000rpmという低回転域で発揮できるのが、このユニットの美点だ。2560kgの巨体を滑らかにぐっと押し出していく様は、まるで空飛ぶ絨毯のようだ。

国境を越えてスイスへ入ると、九十九折の道が続く。大ぶりなシートにアップライトな姿勢で座って運転していると、少々、奇妙な気持ちになる。

乗用車とSUVのちょうど中間ほどの視点の高さは、このクルマ特有だ。見晴らしが良く、運転していても疲れにくい。握りが細い大きな径のステアリングホイールも、ロールスロイスの伝統的に則っている。始めはそのフィールに違和感を覚えるが、慣れてしまえば何の問題もない。むしろ、いくぶんデッドなフィールは運転を穏やかにしてくれるし、精査された情報だけをドライバーに伝えてくれることも長距離のドライブには適している。スポーティとは言いがたいが、このあたりはショファー・ドリブンの歴史が長いブランドらしい。

ロールスロイス ファントム 関連ページ

ロールスロイス ファントムドロップヘッドクーペ 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

ロールスロイス ファントム の関連記事

ロールスロイス ファントムの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

ロールスロイス ファントム の関連記事をもっと見る

ロールスロイス ファントム の関連ニュース

ロールスロイス 新車人気ランキング  集計期間:2017/8/26~2017/9/26