マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/4)

マツダ 新型アクセラ スカイアクティブ 試乗レポート/渡辺陽一郎
マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV マツダ 新型アクセラ SKYACTIV 画像ギャラリーはこちら

新型アクセラでは運転する「楽しさ」と「環境性能」のバランスを重視

マツダ 新型アクセラ SKYACTIV

新型アクセラではスカイアクティブGのエンジンに加え、「スカイアクティブドライブ」と呼ばれる高効率な6速ATも採用されている。

アクセラには従来から1.5リッター、2リッター、2.3リッターターボの3種類が用意されているが、新型アクセラでは中間の2リッターエンジンがスカイアクティブGに切り換わる。グレードとしては、20C/20Sの後継モデルだ。

まずはエンジン性能だが、最高出力は154馬力(6,000回転)、最大トルクは19.8kg-m(4,100回転)。従来型の2リッター直噴エンジンに比べると、4馬力/0.9kg-mの上乗せだ。

マツダ 新型アクセラ SKYACTIV

10・15モード燃費は、アイドリングストップを併用した15インチタイヤ仕様が「20km/L」。16インチ仕様が「18.8km/L」になる。

従来型の2リッターエンジンにアイドリングストップを組み合わせた仕様が15/16インチタイヤともに「16.4km/L」だから、2.4~3.6km/L向上している。

ちなみに、燃費20km/Lといえば、アイドリングストップを装着しない燃費の優れた1.5リッタークラスと同等。16インチタイヤの18.8km/Lは1.8リッタークラスになる。デミオ13スカイアクティブのような、ハイブリッド並の驚くような低燃費でもないが、エンジンの出力向上を併せて達成させたことが注目される。

マツダ 新型アクセラ SKYACTIV

開発者によると、

「デミオ13スカイアクティブは燃費を重視した仕様。出力やトルクはベースエンジンを下まわる。しかしアクセラは発想が違う。運転の楽しさと環境性能のバランスを重視した。排気ガスを吸気に取り込むEGRも、デミオは外部方式だが、アクセラは内部式。メカニズムについては、ベースのエンジンに近い」

と言う。このあたりも冒頭で触れた「車両全体で捉えるべき」考え方だろう。デミオはコンパクトカーというクルマの性格も考えて燃費に特化させたが、新型アクセラはバランス型に位置付けられる。

6速ATのスカイアクティブドライブもその一環。

発進や徐行時の動きを滑らかにするためにトルクコンバーターを使用するが、低い回転域から早期にロックアップする。フォルクスワーゲンのDSGのようなダイレクトな運転感覚を目指しており、駆動力の伝達効率も高く、燃費性能の向上にも貢献する。

従来の5速から6速に発展したので、ギヤ比の割り方も細かい。機敏な変速操作に対応している。

マツダ 新型アクセラ SKYACTIVマツダ 新型アクセラ SKYACTIVマツダ 新型アクセラ SKYACTIVマツダ 新型アクセラ SKYACTIVマツダ 新型アクセラ SKYACTIV

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ アクセラスポーツの最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ アクセラスポーツのカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ アクセラスポーツの中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ アクセラスポーツの記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ アクセラスポーツのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる