BMW、ディーゼルエンジンを搭載した「BMW X5 ブルーパフォーマンス」を2012年春に日本市場へ導入
ビー・エム・ダブリュー株式会社は、世界で最も厳しい排ガス基準である日本のポスト新長期規制およびヨーロッパのEURO6に適合するディーゼル・エンジンを搭載した「BMW ブルーパフォーマンス」モデルを今後、日本市場へ導入すると発表した。
その第一弾として、「BMW X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」を2012年春より販売開始する。
BMWグループは、日本市場へのディーゼル・モデルの導入を従来より検討してきたが、昨今の市場環境の変化を背景に、ハイブリッドシステムを搭載するBMW アクティブハイブリッドモデルとともに、日本市場におけるBMW エフィシェントダイナミクス戦略の重要な柱の一つとして、ポスト新長期規制をクリアするディーゼルエンジンを搭載したBMW ブルーパフォーマンスモデルの導入を決定した。
「ブルーパフォーマンス」モデルの第一弾として2012 年春に日本での販売を開始する「BMW X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」は、可変ジオメトリー・ターボチャージャーおよび新世代コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムを採用した3リッター直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、最高出力は180kW(245ps)、最大トルクはV 型8気筒ガソリン・エンジンに匹敵する540Nm(55.1kgm)を発揮する。
また、世界で最も厳しい排出ガス基準である日本のポスト新長期規制およびヨーロッパのEURO6をクリアする高い環境性能を実現している。
パワフルなエンジンに、極めて滑らかで精確なギヤ・シフトを実現した8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせることで、この卓越したパワーを無駄なく路面に伝えるとともに、燃料消費量ならびにCO2排出量のさらなる低減を実現している。
燃料消費率(JC08モード)は11.0km/Lを達成し、同じ3リッター直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載したBMW X5 xDrive35iと比較して約30%向上している。
また、BMW X5 xDrive35d ブルーパフォーマンスは、ポスト新長期規制の適合に伴い、クリーン・ディーゼル自動車としてエコカー減税対象モデルの認定を受け、自動車取得税および重量税が100%免税となる。
さらに、経済産業省が推進する「クリーンエネルギー自動車等導入対策費補助金」の対象となり、購入補助金が受給可能予定である。
本モデルは、第42回東京モーターショー2011(場所: 東京ビッグサイト)のBMWブースにおいて、展示予定である。
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