どっち買う!?ラージサイズSUV編〜 新車の「ランクル300」購入予算700万円台で3年落ちの高級輸入SUV「BMW X5」という選択肢はいかが!?

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2021年6月に世界同時公開が行われたトヨタ ランドクルーザー300(ランクル300)。日本では8月2日(月)から発売がスタートした。実に14年ぶりのフルモデルチェンジで、燃費性能・安全性能・セキュリティなども大幅に向上したという事前情報もあってオーダーが殺到。受注台数は月間販売台数設定の数倍に達し、納車まで2年以上かかるというハナシもあるほどだ。

ランクル300は気になるけれど、700万円台という主力人気グレードの価格帯ともなると選択肢も大きく増えてくる。そこで今回は、BMWのラージクラスSUV「X5」の中古車をオススメしたい。こちらもデビューしてまだ間もない最新モデルで、BMWらしい高い走行性能を誇る。それが、700万円台で狙えるとしたら……あなたならどっちを選ぶ!?

目次[開く][閉じる]
  1. すでに4代目!ラージクラスSUVの代表格「BMW X5」
  2. 3年落ち・走行3万キロ以内・700万円台という条件で検索!
  3. 新車価格が約1000万円だったX5のディーゼル&Mスポーツモデルが射程内に
  4. 抜群の快適性、素晴らしいハンドリング! オンロードに特化したX5という選択肢はいかが?

すでに4代目!ラージクラスSUVの代表格「BMW X5」

今や高級車メーカーがこぞって販売するプレミアムSUV。そのルーツのひとつが、BMW X5だ。BMWにとっても初のSUVで、同社では「SAV=Sports Activity Vehicle(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」として分類される。

現行型は2018年発表の4代目で、日本には2019年2月から導入が始まっている。発売当初は最高出力265ps・最大トルク620Nmを発生する3リッター直6ディーゼルターボエンジンを積み、4輪を駆動する「X5 xDrive35dスタンダード」と「X5 xDrive35d Mスポーツ」でスタート。

追ってプラグインハイブリッドモデル(PHV)の「xDrive45e」と「xDrive45e Mスポーツ」、およびハイパフォーマンス版の「M50i」を設定した。2021年2月には一部仕様変更を受け、「48Vマイルドハイブリッドシステム」が採用されている。

3年落ち・走行3万キロ以内・700万円台という条件で検索!

現行型(2019年式モデル)のX5は、2019年2月から日本での発売を開始している。検索条件は、いつものように「3年落ち・走行3万キロ以内」。そうなると先代X5(2013年〜2019年)の最晩年も対象になるが、「700万円台」でフォーカスすると、先代モデルの検索数は0台だった。そこで今回は、現行型のみを検索対象に設定した。

走行距離3万キロ以内、2018年式までの「BMW X5(2019年式モデル)」の中古車を検索!

▼中古車検索条件▼

・メーカー車名:BMW X5(2019年式モデル)

・モデル:2019年2月~

・年式:平成30(2018)年~令和3(2021)年

・走行距離:~最大3万キロまで

・価格帯:700万円台

・修復歴:なし

(2021年7月31日現在 MOTA調べ)

BMW/X5
BMW X5カタログを見る
新車価格:
1,198万円1,520万円
中古価格:
65万円1,335万円

新車価格が約1000万円だったX5のディーゼル&Mスポーツモデルが射程内に

上記で検索を行った結果、3年落ち・走行3万キロ以内・700万円台で約11台のBMW X5(2019年式モデル)が結果に表示された(2021年7月31日現在 MOTA調べ)。

内訳のほとんどが、「xドライブ 35d Mスポーツ 4WD」で、年式はすべて2019年。いちばん安価で735万円、中心価格帯は760〜780万円だった。2019年2月時点での「xドライブ 35d Mスポーツ」の新車価格は999万円、2021年7月現在では1043万円。X5は「1000万円オーバー」の高級車なのだ。これがわずか2年落ちで、約300万円も安い700万円台で購入できる。

しかもドイツ車の常で、豊富に用意されているパッケージオプションを満載した中古車が多いのは嬉しいところ。

今回検索にヒットした中古車を見ると、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングや4輪アダプティブ・エア・サスペンションを含む「ドライビング・ダイナミクス・パッケージ」(30.6万円)、「スカイ・ラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ」(37.7万円)などの高額オプションを装備している個体が見られる。値下がりの額はさらに大きくなり、お買い得感があがるのは言うまでもない。

抜群の快適性、素晴らしいハンドリング! オンロードに特化したX5という選択肢はいかが?

ランクルは元来、ジープタイプの無骨なモデルを出自に持つ、高い悪路走破性を誇る本格的な「ヨンク」である。60系から始まり、80系から高級路線へと移った大型ステーションワゴン系ランクルの伝統も、最新型の300系においてもしっかりと守られている。

一方のX5は、同社の高級セダンと同等の快適な車内、オンロードに特化したSUVらしからぬハンドリングと動力性能を誇る。SUVといえど、BMWのスローガン「駆け抜ける歓び」を体現しているのだ。

乗り込んだ瞬間に圧倒される車内の高級感は、プレミアムラージサイズSUVにふさわしい品格である。ランクル300とほぼ同じ大柄な車体でありながら、それを感じさせない引き締まったスタイルも魅力。世界に名だたる高級車メーカー・BMWが、その威信を賭けて開発した自信作なのだ。

このように、同じラージクラスSUV とはいえ、ランクル300とX5はキャラクターが大きく異なる。しかし実際には、ランクル300もオンロードでの使用がメイン。だとしたら、ランクル300の予算でX5、という選択肢もアリなのではないだろうか。

[筆者:遠藤イヅル/撮影:MOTA編集部・BMW AG・TOYOTA]

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遠藤 イヅル
筆者遠藤 イヅル

1971年生まれ。カーデザイン専門学校を卒業後、メーカー系レース部門にデザイナーとして在籍。その後会社員デザイナーとして働き、イラストレーター/ライターへ。とくに、本国では売れたのに日本ではほとんど見ることの出来ない実用車に興奮する。20年で所有した17台のうち、フランス車は11台。おふらんすかぶれ。おまけにディープな鉄ちゃん。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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