新型ゴルフヴァリアント発売、「エコカー補助金」全モデルが適合
フォルクスワーゲンは、ゴルフのワゴンタイプ「ゴルフ ヴァリアント」をモデルチェンジし、11月17日(火)より、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて販売を開始すると発表した。
ゴルフ ヴァリアントは、1995年にゴルフ3をベースとしたフォルクスワーゲン初のパーソナルステーションワゴンとして国内に導入されて以来、累計輸入台数は約10万台と、ゴルフ・ポロに次ぐフォルクスワーゲンの人気モデルだ。
その後、2000年、2007年と2度のフルモデルチェンジを行い、2007年発売の3世代目からは名称を「ゴルフ ヴァリアント」に変更し、今回は4世代目となる新型「ゴルフ ヴァリアント」として、新たに登場した。
新型ゴルフ ヴァリアントは、ゴルフ譲りの新デザインのボディ、高い静粛性、インテリアの質感向上、燃費の向上といった面で更なる進化を遂げ、高品質で実用性の高いステーションワゴンとして登場する。
具体的には、新型ゴルフに準じた新しい内外装のデザイン、質感及び静粛性の大幅な向上、定評のある3種類のTSIエンジン+2種類のDSGトランスミッションを採用、10・15モード燃費の向上(最大で11%の燃費向上)により、全車エコカー補助金の対象となっている点が大きなトピックである。
今回、新型ゴルフ ヴァリアントには、レザー3本スポークステアリングホイールやデュアルエキゾーストパイプなど、基本装備をより充実させ、16.8km/L(10・15モード燃費)の低燃費を実現した1.4リッターTSIシングルチャージャーエンジンを搭載する「TSIトレンドライン」、バイキセノンヘッドライトを標準装備とし1.4リッターTSIツインチャージャーエンジンを搭載する「TSIコンフォートライン」、そしてレザーシートやクロームルーフレールを新たに標準で採用し、ゴルフGTI譲りのハイパワー2リッターTSIエンジンを搭載する「2.0TSIスポーツライン」の3グレード設定する。
今回のモデルチェンジにより、ゴルフ ヴァリアントは、全モデルが政府の「環境対応車への買い換え・購入に対する補助制度」(エコカー購入補助金)の対象車となり、車齢13年超の経年車の廃車を伴う買い替えの場合、25万円の補助金を受けることが可能となる。
なお、新型「ゴルフ ヴァリアント」には、購入後のメンテナンス費用が3年間無償となるメンテナンスプログラム「Volkswagen Professional Care」が付帯される。
新型「ゴルフ ヴァリアント」の価格は、TSIトレンドラインが272万円、TSIコンフォートラインが322万円、2.0TSIスポーツラインが383万円(全て税込)となる。
■ゴルフ譲りのフロントデザイン
新型ゴルフ ヴァリアントには、ハッチバックスタイルのゴルフと同じフロントフェイスが与えられている。新しいフォルクスワーゲンデザインであるシンプルで明快なフロントフェイスに、細部まで作りこまれ、よりシャープなイメージを与えるバイキセノンヘッドライト(コンフォートライン以上)を標準で装備、さらにスポーツラインは17インチのアルミホイールやクロームルーフレールで彩り、スポーティなイメージを演出した。
■上質なインテリア
ゴルフ ヴァリアントのインテリアについても同様に、オーディオパネルと連動したエアコンコントローラーや、レザー3本スポークステアリング、ソフトなダッシュボードなど、ゴルフ譲りの高い質感とソフトな触感の部品を数多く採用した。
また、フロントガラスには遮音性の高いシートを挟み込み、ブロワーの音を抑え込むなど、より静粛性の高い室内空間を実現し、さらにスポーツラインではレザーシート(運転席8ウェイパワーシート)を標準で装備する。
■大幅に高められた燃費:全モデルがエコカー購入補助金対象車に
「ゴルフ ヴァリアント TSIトレンドライン」で採用する1.4リッターTSIシングルチャージャーエンジンは、ゴルフ ヴァリアントとして過去最高の10・15モード燃費となる16.8km/L(先代比+11%)を実現した。
また「ゴルフ ヴァリアントTSI コンフォートライン」、「ゴルフ ヴァリアント 2.0TSI コンフォートライン」もそれぞれ10・15モード燃費が向上し、すべてのモデルがエコカー購入補助金対象車両となる。
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