BMW、「X5」の標準装備をさらに充実させ発売
ドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を全車標準装備
BMWは「X5」の標準装備をさらに充実させ、10月8日より販売開始すると発表した。価格は8,420,000円(消費税込)~としている。
今回、BMW X5に「アクティブ・クルーズ・コントロール」を含む革新的ドライバー支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を新たに全車標準装備とした。「ドライビング・アシスト・プラス」は4つの機能を備えている。
1つ目は、前方車両に過度な接近をすることで衝突の危険性が高まった際に、ドライバーに警告を発する「前車接近警告機能」、2つ目は上記で、さらに衝突の危険を察知した場合にブレーキをかけ衝突の回避・被害軽減を図ったり、歩行者検知機能により歩行者への接近に対しても、ドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動する「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、3つ目は先行車との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」、そして4つ目は前方の監視を行い車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」である。
ITSスポット(DSRC)対応機能が追加され、ナビゲーションのルートガイダンスの精度が向上
ETC車載機システムにはITSスポット(DSRC)対応機能が追加されることにより、道路に設置された「ITSスポット」との高速・大容量通信により、広範囲の渋滞データが利用可能となるため、「iDriveナビゲーションシステム」の「ダイナミックルートガイダンス(渋滞データで賢くルート選択する機能)」の精度がさらに向上する。また、簡易図形や静止画像により、落下物や渋滞喚起情報などの注意喚起情報の受信も可能になる。
BMW X5について
2000年に登場したBMW X5は、インテリジェントな4輪駆動システムxDriveの採用し、卓越したオフロード走行性能とともに、オンロードにおける走行性能をより際立たせたSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)という新たなセグメントを開拓した先駆者である。2013年11月に第3世代モデルの販売が開始されたBMW X5は、初代の登場以来、全世界で130万台以上が販売され、このクラスにおけるベンチマークのポジションを確立している。
この記事にコメントする